今日(といってももう昨日…)、映画「約三十の嘘」を見に行きました。
詐欺師チームのお話です。
タイトルの由来は、ひとつの大きな嘘をつくと、その嘘を成立させるために、小さな嘘が約三十も必要なんだそうです。
とはいえ、ストーリーは、すごく大きな事件が起こるわけでもなく、ラストにビックリなどんでん返しが用意されているわけでもない。
でも私、けっこう好きです、この手の映画。
そもそも妻夫木くん狙いで見たのですが、何といっても椎名桔平がよかった
というか、出演者が芸達者揃いなので、皆キャラが立っている。
その言動のおかしさに、大笑いこそしないけど、クスリと笑える場面がいっぱいです。
あと、全編に流れるクレージーケンバンドの音楽がよかったです。
そういえば、同じく渡辺あや脚本、妻夫木主演の「ジョゼと虎と魚たち」も、くるりの音楽が、非常に印象に残りました。
ちなみに本作で、今年劇場で見た映画は、実に66本。
でも今年は、昨年の記録72本には及びそうにない。
残念
「FRAU」の表紙にも詐欺師軍団登場