海外旅行先では、毎回どうしてもぬいぐるみを買ってしまう。ふだんは買わないようにしているので、「旅行の時くらい…」という気のゆるみと、「せっかく海外で出会ったんだから今買わないと」という大義名分とが、私をかなりその気にさせているように思う。
前回(2006年)のカナダ旅行のときは帰り際に犬を買った。その前の東欧旅行(2005年)でもシュタイフベアを買った。(しかし、この時一緒に買ったスケートベアは、まだ一度も表に出してやったことがない。今年の冬こそデビューさせよう。)
で、今回。
スウェーデン・マルメのフォルムデザインセンターで運命の出会いが。ここのミュージアムショップで、マリメッコなどの雑貨や北欧玩具に囲まれてちょこんと座っていたサル。隣には色違いの服を着たサルと、犬がいたのだが、この子が「連れてってー!」と呼んでいるような気がして(当然ながら買うための大義名分)、もう買わずにはいられなくなってしまった。
帰国してから調べてみたら、スウェーデンのアーティスト、Kajsa Lindstromさんの作品。以前、かのH&Mでデザイナーとして働いていたこともあり、その後、ぬいぐるみ作家になってからはテディベアのイベントで来日したこともある方らしい。
サイトを見たら、どれもかわいいけど、ほとんど売り切れ…。しかも、私の買った子は、たまたま安かったけど、他のはかなりのお値段。ってことは、かなりいいお買い物ができたようで、やっぱり私の眼に狂いはなかった!とまたしても自分に都合よく解釈。
でも、このおトボケ具合とフワフワの手ざわりは、とっても癒されます…。