レイクサイド マーダーケース

今日はいつもより2本早い電車に乗って会社に行った。
新しい職場の朝会に呼ばれていたからだ。
課内の朝会かと思いきや、今日は事業部全体朝会だった。
わらわらとフロア全体から人が集まってきて、その真ん中で新入りである旨を紹介された。
こんな大勢に取り囲まれるとは思ってなかったので、キンチョーしてロクな自己紹介もできなかった。

それにしても、私を皆に紹介するよう促された部長は、先日顔合わせをしたばかりだと言うのに、私を見て、
「誰だ?コイツ?」という顔をし、しかも
「何の件だっけ?オレ話すのイヤだよ」とのたまいやがった。

器がめちゃくちゃ小さい私は、この一件でモチベーションが5割くらい下がりました。
しかも部長には、すでに烙印押しちゃったもんね。

ところで今日は映画の日なので、会社帰りに今年7本目の映画となる「レイクサイド マーダーケース」を見に行った。


湖畔の別荘に、お受験合宿のために集った3組の親子と塾講師。
そこで父親の1人の愛人が殺されて…という、東野圭吾のミステリー小説を映画化した作品。

おなじく東野圭吾「g@me」はどんでん返しのある展開だったので、本作もそれを期待したが、それほど大きなどんでん返しはなかった。
ミステリー、サスペンス、というよりは、家族、親子、お受験といった、社会派テーマを折りこんだ心理劇のような印象。

それにしても役者陣がすごい。
「笑の大学」を見たときに役所広司が、ゴローちゃんを食いまくってて、スゴイと思ったのだが、この映画には上手がいた。
柄本明がこれまた皆を食いまくっている。
でも薬師丸ひろ子も存在感満点です。

心理劇寄りになってしまったからか、サスペンスとしてはラストがイマイチすかっとしない感じ。
あれだけ途中盛り上げたのだから「ああっ」と叫ぶようなスゴイ結末があってもよかったかも。

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