私にとって、レイトショウのよいところは、残業しても(映画を見る元気さえ残っていれば)映画を楽しめるところ。
今日は、昼間から何となく貧血ぎみでふらふらしていたが、映画を見れば元気になるかもとエネルギーを振り絞って映画館へ。
今年21本目の映画は「コーラス」。
フランスで7人に1人が見た泣いたというあの映画。
少年の声に癒された~い、と期待して行ったのだが、結果、期待以上だった。
1949年フランスの片田舎。
貧しい親元を離れて寄宿学校で暮らす子供たち。
ある日、1人の音楽教師が新任としてやってくる。
教師は、寂しさをいたずらで紛らわす彼らを叱るかわりに歌を教えた。
歌うことで希望と無邪気な笑い声を取り戻す子供たち。
その中に奇跡の歌声をもつ少年ピエールがいた…。
予告を見たときは、もう少し暗い雰囲気の映画なのかと思っていたが、意外とユーモラスでテンポのよい映画。
子供たちのいたずらや、たまに見せる愛らしさに、思わず微笑んでしまうシーンも多い。
またフランス映画らしく、どの役もまさにぴったりといった感じの個性的な俳優がキャスティングされていて、それゆえにストーリーとしては単純なのに、メリハリのきいた仕上がりになっているように思う。
少年時代のペピノ役の子供が可愛いと思ったら、大人になったピエールを演じ、製作にもかかわったジャック・ペランの息子だった。
それにしても少年時代のピエールを演じたジャン=バティスト・モニエの歌声は素晴らしかった。
癒されるなんてもんじゃなく、心が洗われるような感じ。
まさに奇跡の歌声にふさわしい。
子供たちの閉ざした心を、コーラスを通じて暖かく開いていった音楽教師マチュー(ジェラール・ジュニョ)。
彼の、何があってもあきらめず、そして何より子供たちを信じて向き合おうとする真摯な姿は、誰にでもできることではないだけに、心打たれるものがある。
「アメリ」の記録を抜きフランス映画史上空前のヒットなんていう宣伝文句は抜きにしても、誰が見ても損はない映画だと思う。
見終わって歩いてたら、通りすがりの女性が連れの友人に「この映画よかったねー。で、どこの(国の)映画」と聞いていた。
アンタ、1時間半何見てたのよ~。
コーラス
コーラスDVDレンタル発売中ストーリー ☆☆☆☆映画の作り方☆☆☆☆総合評価
原題 » LES CHORISTES/CHORISTS 製作年 » 2004 年 製作国 » フランス 監督 » クリストフ・バラティエ 製作 » ジャック・ペラン / アーサー・コーン / ニコラ・モヴェルネ 脚本 »…
●映画の満足度・・・★★★★★★★★☆☆8点
モニエくん、なんて美しい歌声なんだ~~
まさしく「天使の歌声」ですね、聴くだけで心が清められるような気がしました。
お話自体は、ベタなんだけど少年達の歌声が素晴らしくて良かったです!
問題児少年達が集まる寄宿舎に新任の教師がやってくる。校長は生徒のことは考えずに上からの評価だけを気にしているような人。生徒達に歌を歌わせることによって団結していく様子が素晴らしい~!…
いつも 『この映画、貴方は何点?』 にご協力いただきありがとうございます!今回ご報告させていただくのは天使の歌声を持つ美少年ジャン=バティスト・モニエ君主演のフランス映画「コーラス」です。ハッキリ言って、大変好評でした(笑)地味だけどいい映画だった、感動…
この映画、10点満点なら貴方は何点ですか(^^)?
※この映画、観て良かった? ←金返せ! / ブラボー!→
0点□□□□□□□□□□10点
※友達が観たいと言ったら? ←止める / 推薦する→
予告を映画館で観てから…
涙がこぼれそうなとき、歌があった。 ストーリー 1949年フランスの片田舎。貧
ああ……いい作品だった……!! 派手な話ではない。 どちらかと言えば、こじんまりした作品。 ストーリーもどこかで見たことがあるような展開だし。 でもね。 なんかいいの! 見終わった後、なんだかほわっとする感じでね。 あの歌声とともに、映画の
監督:クリストフ・バラティエ
出演:ジェラール・ジュニョ,フランソワ・ベルレアン,ジャン=バティスト・モニエ,マリー・ビュネル,カド・メラッド,マクサンス・ペラン,ジャック・ペラン
世界的指揮者のピエールは、母親の葬儀のために帰郷する。そんな彼に、古い友人
正直なところ、この作品を観終わったとき、どうして自分は映画を観るのだろうか。一体何のために、忙しい中に時間とお金を使って、それも、新作なら週に2~3本、旧作もDVDを含めれば、略毎日の様に時間を割いているのだろうかという基本的なことに疑問を持った。勿論、こ…
“譜面台”と呼ばれた生徒・・・友達は歌っているのに自分はずっと譜面持ち。その後の彼の人生がどんな風だったのか無性に知りたくなった。
世界的指揮者モランジュ(ジャック・ペラン)とペピノが50年ぶりの再会を果たし、マチュー先生(ジェラール・ジュニョ)の日…
コーラス – 原題:Les Choristers
問題児たちを扱う厚生施設で…
少年たちの歌声と、純粋なまなざしが美しいフランス映画。戦後間もないフランスの片田舎を舞台に描かれた珠玉の一遍。{/nezumi/}
2004年 フランス ヒューマンドラマ
2005年4月13日 川崎チネチッタ
監督 クリストフ・バラティエ
脚本 クリストフ・バラティエ
製作 …
19日の試写会に夫と行った時にかなりよかったので、22日にもう一度娘と 『コーラ
涙がこぼれそうなとき、歌があった。
今まで観たフランス映画は「アメリ」と「ぼくセザール10歳半1m39cm」くらいでして、フランス映画つてコジャレてちょと合わないなって密かに思ってたんです。
コーラスもはじめは見る予定ではなくて、ちょうど土曜出勤だし招待券あるし…
この映画も試写会だったんですけど、試写会の日が16日でサイパンの前日だったんで、次の日朝早いし準備してないし~って事で行くかどうか迷ったんですが、当たった以上行けるなら行かねば!行かないと負けだし!って事で観に行きました。
ハガキの写真を見て、どこの…
これの次に見に行く映画の時間の都合の関係で「コーラス」を見た。うっかり初日だったんだけど、思ったより混んではいなかった。
さてさて。この映画、予告は見ていたけど、それ以外の情報は一切持っていなかった。ただ主人公の少年の声があまりにきれいで。予告見ただけ…
『コーラス』
公式サイト
サウンドトラック
製作:ジャック・ペラン監督・脚本・音楽:クリストフ・バラティエ出演:ジェラール・ジュニョ フランソワ・ベルレアン ジャン=バティスト・モニエ ジャック・ペラン
【あらすじ】(公式
◇◆◇ 『コーラス』で映画デビューするボーイソプラノの美少年 ◇◆◇
たまたまTV東京の「たけしの誰でもピカソ」を見ていたら、4月9日から公開される『コーラス』に主演するジャン=バティスト・モニエ君が出ていて、2曲歌っていました。
すでに映画館では…
涙がながれそうなとき、歌があった
■監督 クリストフ・バラティエ
■キャスト ジェラール・ジュニョ、フランソワ・ベルレアン、ジャン=バティスト・モニエ、マリー・ビュネル、カド・メラッド、マクサンス・ペラン、ジャック・ペラン
世界的指揮者のピエール(…
音楽が人生を少しだけ豊かにしてくれる。
こういう話にはとても弱いので、ボロボロ泣いてしまいました。
泣かせるような演出の映画じゃないのに。
タイトル通り、コーラス楽曲の素晴らしさを再認識
させてくれる映画ですが、
「先生もの」の定番、ダメな生徒を…
こっこっこれは見なくては!
またまた素晴らしい映画評!
まきまきさんは映画会社から表彰ものです!
コーラス必見ですね。
私も、見にいきたいです。
その前に、「真夜中の弥次さん喜多さん」見なくては!
クドカン好きなんですよ~。
「ニューシネマパラダイス」を彷彿とさせる部分も
ありますが(なんたってジャック・ペランだし)
その手のヤツや、学校系、先生系がどうしても
いやじゃなきゃおススメです。
でもクドカンも気になるのだ。
はじめまして。TBさせていただきました。
私に取っても、予想以上の映画でした。心が洗われましたね。美しい歌声とまっすぐなまなざし。ボーイソプラノは一時のものだから、余計に美しいのでしょうか?{ラブ}
ももママさん、TB&コメントありがとうございます。
そうそう、はかなさゆえの美しさ、というのもあるんでしょうね。
声もまなざしもスクリーン越しなのに、グッときました。
ももママさんのところにもお邪魔させていただきますね。
どこの国の映画?
なんて、質問が聞こえてきちゃったですかー(笑)
歌に聞きほれてわからなかったのかしらん
ってことにしましょう(爆)
chishiさんコメントありがとうございます。
聞きほれるにしてもほどがありますよねぇ。(笑)
会話は何語に聞こえたんでしょう…。