今年41本目の映画「FLY,DADDY,FLY」を友人と見に行く。
私も彼女も岡田くんのファン。
だから初日にというわけではないのだが、友人が多忙につき、なかなかスケジュールが合いそうになかったので、結果的に初日になってしまった。
円満な家庭で幸せな生活を送っているサラリーマン、鈴木一(堤真一)。
そんな鈴木の生活が、ある日一変してしまう。
愛娘の遥(星井七瀬)がボクシング高校チャンプの石原(須藤元気)に殴られて入院、そのショックから遥は心を閉ざしてしまったのだ。
鈴木は包丁を隠し持ち、石原の高校へ敵討ちに向かうが、なんとそこは隣の高校だった。
在日高校生の朴舜臣(パク・スンシン)(岡田准一)に一発で打ちのめされるが、事情を知った落ちこぼれグループが「石原と戦うべし」と鈴木に協力を申し出る。
家族の絆を再生しようと、次の日から鈴木は会社を休んでスンシンの下、猛特訓を始めた…。
冒頭にも書いたように私は岡田くんが好き。
それに堤真一も役者としてはけっこう好きだ。
また落ちこぼれグループ「ザ・ゾンビーズ」の一員、南方を演じる松尾敏伸のことも密かに好きだったりする。(なぜか、私はジュノンスーパーボーイ出身者に弱い。)
だから私のこの映画に対する評価は、かなりファンのひいき目かもしれないけど…
すごーく良かった
最初は、見るからに情けないおっさんである鈴木を客観的にしか見ることができなかったが、いつの間にか鈴木を心から応援したくなり、そして知らぬうちに鈴木に自分を重ねあわせていたような気がする。
だからこそ、モノクロームの重い雰囲気で始まる(途中でカラーに転じる)この映画を見終わったとき、スッキリとした爽快感と、成し遂げた達成感を私自身も感じてしまった。
最近ちょっと鬱々としていたし、またどう考えても、年齢的に高校生よりは、おっさんに自分を投影するのが自然だろうけど。
それにしても昨夏に、まさに「猛特訓」の撮影をこなした堤真一はスゴい。
猛暑の中、あれだけ動いたら体力消耗も激しかったろうなぁと思う。
一方、岡田くん演ずるスンシンはいつも涼しげな表情で、鈴木とは対照的な「静」の印象。
とうとうと精神論を語る「静」のスンシンはあまりにクールすぎて、ちょっとつまらないヤツだなぁと感じたりしたのだが、だんだんと鈴木に心を開いていくさま、そしてラストで子供のように鈴木に抱きつく姿は、ちゃんと人間味にあふれていて、この細やかな心情の変化を演じた岡田くんは、さすが原作を読んで「通行人でもいいから出演したい」と切望しただけのことはある。
そんなエピソードも満載のこの映画のパンフレットはかなり「買い」だと思う。
ありがちな、エッセイストや評論家の「この人、ちゃんと映画見たのかな」という感じのコメントは一切なく、出演者はもちろん、成島出監督や、脚本と原作を執筆した金城一紀の執筆文が、いずれもこの映画に対する思い入れと愛情とに溢れていて、映画を見た後にこれを読むと、まさに感激ひとしおなのだ。
ちなみに金城一紀はこの映画で脚本家デビュー。
先に脚本を書き下ろし、その後で自分でノベライズしたという、通常とは異なるパターン。
私は映画「GO」も見ていないし、金城一紀の本も今まで読んだことがないのだが、これからちょっと読んでみたいなぁ。
ツボにハマりまくったので、たぶんDVDも買いそう…。
でも、くじけそうになったときに、鈴木の頑張る姿に自分を重ね、スンシンに
「大切なものを守りたいんだろ」
「本物の勇気を感じることが出来たら、戦わなくても勝ちなんだ」
と声をかけてもらったら、元気になれそうだから…。
同じくこの映画、友達が観たがってて
正直私はあまり観る気しなかったのですが
(男前の岡田君は好きだけれども・笑)
まきまきさんの日記読んでるうちに観たくなってきました!!
GOを観て一時、窪塚洋介に恋心を抱いてましたから(笑)
FLY,DADDY,FLY フライ、ダディ、フライ
この作品はDVDを見る前に流れる映画紹介で、ある程度 あらすじを知っていました。 『結構面白そうだな~』って言うのが第一印象。 過度に期待しすぎても良くないけど… 結構楽しみにしていました。秊 結論は『good』というところでしょうか。?…
格闘技ファンならお馴染みの須藤元気が高校総体ボクシングチャンピオンの敵役で登場する。暴力は感心しないが、ロッキーしてプライドもしちゃう・・
平凡なサラリーマンの鈴木一(堤真一)、妻の鈴木夕子(愛華みれ)に娘の鈴木遥(星井七瀬)、ある日娘がカラオケで不良…
監督:成島出
出演:岡田准一、堤真一、松尾敏伸、須藤元気、星井七瀬、愛華みれ、塩見三省
評価:84点(100点満点)
公式サイト
(ネタバレあります)
岡田准一って、カッコええなあ。
モンゴル相撲の勝者が踊る「鷹の舞」。あんなのを1人で…
フライ,ダディ,フライ
な、な、なんなの?この映画は?!
う?ん、、、いぁ、、、おもしろくて、結構スカ!っとして、さらに感動までして、、、いいんだケドね、、、別に、映画なんだから、、、でも、ヘンな設定、、、
最初、モノクロで進むプロローグは、すっごく重く…
「フライ,ダディ,フライ」を読みました。金城一紀著。 映画にもなっていますね。 主人公は、平凡なサラリーマンの鈴木一。自慢は、幸せな家族。娘1人の3人家族。 ですが、ある日、ある男子高校生によって、自慢の家族は、崩壊します。 娘が、その男子高校生によって、…
「フライ,ダディ,フライ」★★★☆
岡田准一、堤真一主演
人は鳥のようには飛べない。
それは明らかなことだ。
でも空想の中でさえ、
もう飛ぶことを
諦めている。
心の中は、もっと自由で
限りなどなく、何でもできるのに、
その中でさえ自分で限界を決…
一見するとあまり飾り気のないストレートな作品にみえますが、盛りだくさんの要素が詰め込まれています。 1番目は復讐譚。この作品のもっとも骨
先日、ニュース23を見ていたら、筑紫哲也がこの映画を「面白い!」と薦めていて、実はあまり見る気がしてなかったんだけど、その時から急に見たくなってきて、いきなり行ってきた。 なんかね~、背筋がスッと伸びるような、爽快感のある映画だったね~。 まず、この映画の…
会場に入った瞬間、テレビカメラがあったので「おお!今日はサプライズゲストが??」とワクワクしてました!岡田准一だったらどーしよ!堤真一だったら!!!と、こんな時にデジカメを持ってきていない自分を責めながら、今か今か!と心待ちにしてました{/heart/}
が、今…
大切なものをとりもどす、最高の夏休み!
実はまったく観る予定じゃなったこの作品。チラシの雰囲気からみてシュールなコメディだと思って興味がわかなかった。
でも今月号のCUTに載っている岡田くんがすんごくかっこよくて、彼目当てで観に行っちゃいました(笑)
劇場のお…
今日は暇(と言っても今まで塾でしたが)だったので友達と映画に行きました。見に行った映画は「フライ,ダディ,フライ」です。最初はスターウォーズに行くのかと勘違いしていた僕なので中々衝撃が大きかったです。でもとりあえずフライも見たいなぁと思っていたので丁度よ…
「電車男」に続き、試写会が当たってタダで観てきました!
原作は読んでいませんが、岡田くん主演の
青春映画、最近お気に入りの坂本真さんも出演!
ミスチルが主題歌を歌ってるということで、
非常に楽しみ!
なによりタダっていうのがイイですよね!!(笑)
って…
加藤 義一
『フライ,ダディ,フライ』VISUAL BOOK ~スンシンの哲学~
「フライ,ダディ,フライ」
金城一紀のゾンビーズ・シリーズを読破し、
原作の持つ爽快感を求め、いざ劇場へ。
期待通りの作品で満足です。
連休最終日にシネコンにて鑑賞。
大切なものをとりもどす、最高の夏休み! <ストーリー> 絵に描いたような円満な
#5
(2005.7月から起算)
「大切なものを守りたいんだろ、おっさん」
2005年7月9日
東映系全国ロードショー公開
2005年/日本
配給:東映
岡田准一の熱望!堤真一の熱演!
そして、
Mr.Childrenの共鳴!
最高の出会…
元気が出るより,ハッキリ言って眠たかった!
金曜日が飲み会でちょいと遅くなったため、今日は少し寝不足です
さて、本日1本目は「フライ,ダディ,フライ」です。
楽しみにしていた一作。
あっという間の2時間ちょっとでした。期待通り
メチャメチャ面白かったです
見事に僕のストライクゾーンに
おっさんが高校生から人生を学んだっていいかもしれない・・・頑張れ、おっさん!
今まで見た岡田准一の映画の中では一番ハマっているのではないでしょうか。彼が演ずるスンシンはケンカが強くてクールな奴ではあるけど、人間の暖かさを理解し、相手の立場になること…
{ダッシュ}chocolatさん
機会があったら、ぜひ見てみてください。
実は、私も予告見たときはそれほど期待していなかったのですが、
根が単純なもので、スグに鈴木さんに感情移入しちゃいました。
やはり、岡田くんの男前っぷりもステキですよ。
まきまきさん、こんばんは。
僕は別に岡田くんのファンではないんですが、今回の彼は本当にカッコよかったですね。
僕が女性だったら確実に惚れてます(笑)
ストーリーも突っ込みどころはかなりあるものの、最初から最後まで楽しく観ることが出来ました。
堤さんと岡田くんの心の交流が丁寧に描かれていてとても良かったです。
金城一紀さんは結構好きな作家さんなんで、また原作も読んでみようと思ってます。
{ダッシュ}anyさん
そう、この映画「サラリーマンがそんなに長い夏休み取れるのか{はてな}」とか、細かいところを突っ込んじゃだめですよね。
でもオトナには、鈴木さんみたいに何かに打ち込める夏休みが、たまには必要かも知れないな、と思ったりもします。
とりあえず今年の夏は原作{本}を読んでみたいです。