「こんにちは。ぼく、ウォンちゃん」
ぼくのなまえはウォンちゃんです。
なぜかというとウォンバットだからです。
ぼくは●年まえ、まきまきさんがシンコンリョコウでいったオーストラリアのお店から、ひこうきにのって日本にやってきました。
まきまきさんの家にきてすぐに、ぼくは車にのせてもらいました。
そこがぼくの家になったのです。
車でいろんなところにつれていってもらいました。
くだものがりとか、おんせんとか。
たのしかったなぁ。
そして、車にのったまきまきさんの友だちやかぞくの人に、「わぁ~かわいい」といってもらえるのがとてもうれしかったです。
でも車にのっているあいだにだいぶ日やけしてしまいました。
ある日、車をかいかえるというまきまきさんに車からおろされて、家の中につれていかれました。
でもあたらしい車がきても、もう車にはのせてもらえませんでした。
車のわっくすとか、そういうものといっしょにかみぶくろに入れられ、へやのすみにおかれたままでした。
まきまきさんは、ときどきぼくをみて「きたないなぁ」というかおをしました。
ぼくだって、すきできたなくなったんじゃないよう。
そうして何年もたったある日、まきまきさんがぼくをかみぶくろから出してくれました。
でも「あぁ、きっとすてられちゃうにちがいない」と思って、ぎゅっと目をつぶりました。
ところがきづいたら、ぼくはまきまきさんにからだをあらってもらっていました。
よかった、まきまきさんは、ぼくをすてないんだね
おしりにお水がたまって、しばらくおもかったけど、今はすっかりかわいてキレイになったよ。
まきまきさんは、さいきん家をキレイにしたのですが、ぴかぴかのたなにぼくをかざってくれました。
わーい。
ウオンバット!
ずんぐりむっくり君いいですねー。
りぼん似合ってる!
うー、これは捨てられない。
この顔とこの形じゃ捨てられないですよ。
思い出の品だしかわいらしいし、いいですね。
{キューピット}chazzさん
このリボン、ふるいチロリアンテープですが、
なかなかのお気に入りです。
これも捨てられなかったのだ。
いいよね、たまにはとっておくものがあっても。
{キューピット}hoguちゃん
かなーり色があせて汚いのですが、今はマチルダと
セミさんより上の棚に鎮座されてます。
ま、新参者の彼らより、年季は入ってるから先輩格なんだけどね。