今日は今年53本目の映画「メゾン・ド・ヒミコ」を見る。
塗装会社の事務員として働く吉田沙織(柴崎コウ)はある事情で借金を抱え、夜もコンビニでバイトをしている。
そんな彼女の元へ、岸本春彦(オダギリジョー)という若い男があらわれ、沙織の父親(田中泯)が余命いくばくもないことを告げる。
ゲイである父親は、幼い沙織と母親を捨て、ゲイバー「卑弥呼」の二代目を継いだ後、ゲイのための老人ホーム「メゾン・ド・ヒミコ」を営んでいた。
父親の恋人である春彦は、老人ホームを手伝わないかと沙織を誘う…。
監督:犬童一心と脚本:渡辺あやといえば「ジョゼと虎と魚たち」。
私にとっては好きな映画のひとつなのだが、この映画も「ジョゼと虎と魚たち」と同じように、どこか物哀しさが漂いつつも、凛とした強さがあり、そして最後にはすがすがしさが感じられるところが良かった。
柴崎コウは、こんなに化粧っ気のない顔で、こんなに地味な衣装に身を包んでもスクリーンのアップに耐えられるのだからスゴイと思う。
でも沙織の複雑な心情は、その目や口元にきちんと反映されていて、出始めの頃はアイドルもどきかと思っていたけど、こうして見るとすっかり女優だわ、とあらためて感心。
オダギリジョーもしかり。
昨日の瑛太に続き、今までさしてイイとは思わなかったのだが、この映画ではゲイという役どころのせいか、艶っぽい魅力が出ててかなりイイ。
「SHINOBI」も絶対見に行こう…。
この映画で、とても印象的だったのは「メゾン・ド・ヒミコ」を取り囲む波の音。
とりたてて海が好き、というわけではないけれど、私も年をとったら、ああやって波の音を聞きながら暮らすのも悪くないなぁと思った。
「メゾン・ド・ヒミコ」みたいなこんなステキな建物が、海のそばにあるといいのだけれど。
こんにちは!
私も見ました~。
オダギリージョーが本とに色っぽいかんじで
いいなぁと思いました。
SHINOBIも興味出ちゃいました。
展示会が始まりましたね!
前日、みなさんかなりバタバタしていて大変だった
ようですが。お疲れ様でした。
いろんな人がみにきてくれるといいですね。
私もどこか休日に行く予定でいます。
{王冠}マッキーさん
ホント、この映画のオダギリジョーはいいですよねぇ。
でも「SHINOBI」も見たら、すっかりハマってしまうんで
ないかという不安({はてな})もあり…。
展示会、もしご都合つくようであれば、ぜひ
お越しくださいませ。
メゾン・ド・ヒミコ
涙はきっと暖かい <ストーリー> ゲイである父を嫌い、その存在さえも否定して生