宿についてすぐに近所の共同浴場へ。
宿の内湯もあるのだが、300円で入浴できるこのお湯もなかなか。
広いし、何といっても客が近所の人たちが、ぽつりぽつりとやってくるくらいなのがいい。
お湯につかって気分もさっぱりしたところで宿の晩ごはん。
この宿の目玉はなんといっても岩魚料理。
とにかく岩魚づくし。
お酒も岩魚の骨酒。
ちょっとゼイタクして頭の骨だけを浸す。
私は骨酒の魚独特のニオイがちょっとニガテなのだが、今日はあまりそれを感じないし、程よくアルコールが蒸発しているためか、かなりの量を飲んでもほとんど酔わない。
お料理は土地の素材を生かした、素朴なものばかりなのだが、これがどれも美味しい。
もうすでに余は満足じゃ、な気分。