記憶をたどる

今日、社内を歩いていたら、ある男性が「久しぶり、元気~」と手を振りながら近寄ってきた。
とっさに思った。
「この人誰

何となく顔は見覚えあるんだけど、名前も自分との接点も思い出せない。
それでも愛想よく「あー、お久しぶりです。元気ですよぉ。」と答えておいた。

自分の席に戻ってからも、彼が誰だったのか気になって仕方がない。
なんか、誰かと勘違いされたのかなぁ、などと思っていたら、ふいに記憶の扉がパカーンと開いた。

すると思い出す、思い出す、名前も、彼との接点も、どこの部署の人かも。
彼とは8年くらい前に同じ事業部で、一緒にプロジェクト活動もしたことがあった。
あまりにしばらくぶりだったので、記憶にたどりつくまでに時間を要したらしい。

思い出せてホッとしたけど、ちょっともうろくしているのかな、とショックでもあり。
思い出せないまま「ゼッタイ知らない人だ~」と思ってた方が幸せだったかも。

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