今日は今年23本目の映画となる「ブロークン・フラワーズ」を見た。
しかし、ビル・マーレイは、どうしてこんなに困り顔が似合うんだろう。
「ロスト・イン・トランスレーション」の時の役柄もそうだったけど、カッコいいというよりは、むしろさえない中年男なのに、なぜかそんな彼に女性達はひかれるらしい。
この映画の主人公ドンも、「ドン・ファン」として浮名を流していたなんて、にわかには信じられないが、「実は息子がいた」という告白の手紙を受けて訪ね歩く歴代の彼女は確かに美女ばかり。
きっと彼女たちをとりこにしちゃう魅力が何かあるんだろうなぁ。
それにしても、シャロン・ストーンも、ジェシカ・ラングも、年をとってもやっぱりきれいなのには感心。
ドンが青年に「過去よりも未来よりも、今が大事なんだ」というようなことを言っていたけど、確かに過去を振り返っても、どうにもならない。
未来に期待してみたところで、今がなければ、未来も無いわけだし。
ドンは自分探しの旅の結果をふまえた上で語っているせいかもしれないが、このくだりの彼は、とっても魅力的に見えた。
ちなみにドンの色違いジャージの着こなしにも、ちょっとひかれてしまった私…。
やっぱりビル・マーレイはあなどれない。
おお、この映画を母が友達と見に行って、いまいち内容がちんぷんかんぷんでよくわからなかったと言ってましたが、まきまきさんの説明を見たら面白そうではないですか。
{うさぎ}Fumiさん
おー、お母様がごらんになったのですか。
確かにね、結末はこう!っていうシメはないんですよ。
でも基本的にジム・ジャームッシュの映画ってそういうの
多いからねー。
私はあの困り顔&ジャージが見られただけでよしとします.