同姓の友

大学時代の友人と久しぶりに会った。
会うのは何年ぶりだっけという話で、途中途中で話が脱線し、約2年半ぶりだという結論に達するまでに1時間くらい要した。

結婚が決まった、というメールをもらって今日の約束に至ったのだが、お相手とのなれそめなんぞを聞いてる最中に、そのご本人から友人のケータイに電話が。
いきなり「話してみる」とケータイを差し出されたものの、何を言ってよいのか分からず、「私の旧姓は彼女と同じなんですー」と自己紹介するのがやっとだった。

私の旧姓はけっしてめずらしい苗字ではないが、同じ学年やクラスに同姓の人がいたことはほとんど無い。
なので、彼女と知り合った頃は、自分の苗字に「さん」をつけて呼ぶのが、なんだか毎度違和感があって仕方がなかった。

その後、お互い名前で呼び合うようになったので、同姓であることすら、ほとんど意識しなくなってしまっていたけど、あらためて考えると、共通点が消えてしまうような、ちょっとさみしい気もする。

でも、もちろん新しい姓になる友人のことは心から祝福したい。
ご結婚オメデトウ

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