それでもボクはやってない

この日は友人と会社帰りに今年8本目の映画「それでもボクはやってない」を見た…はず。
この直後、かるた展の準備に追われたので、すっかり記事をUPするのを忘れてました。

とにかく感想としては、こわいのひと言。(←ホラーのこわさじゃなくて)
現状の日本の裁判制度では、たとえ誰にも悪意がなくとも1人の人間が有罪になってしまうことがあるなんて。
この映画みたいに痴漢冤罪の場合は、痴漢なんかするヤツが一番悪いのかも知れないが、間違った方も間違われた方も基本的には悪意は無いのに。

周防監督が念入りに取材しただけあって、随所にリアルさが感じられ、それがいっそうこわさを増していた気がする。

それにしても加瀬くんはイイ味だしてるなぁ。
浅野忠信とか、オダギリジョーほど個性ギラギラじゃないのに、いや、ギラギラじゃないからこそ、どんな役にもなじんでいろんな顔を見せてくれる。
(でも加瀬くんは浅野忠信に憧れ、付き人からスタートしたらしいけど。)

(確か)キリン一番搾りのCMに中山美穂と一緒に出ていた時は、何てふつーの男の子なんだろう…って思ったけど、ちょっとこれからの活躍が楽しみです。

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