トルコ絨毯のアトリエ

ランチの後はアヴァノスの街へ。
アヴァノスは素焼きの陶器が有名だけど、
織物、組み紐などの手工芸も盛ん。

「センテズ・アヴァノス・ハル」はトルコ絨毯の工房。
ダブルノットという技法を用いて織るので、
他国の絨毯よりも手間がかかる分、とても丈夫だそう。

そんな話を、
これまたひどく日本語が流暢なスタッフの方が
説明してくださる。

シングルノットとダブルノットの違いも間近で見られる。


天然の素材で染め上げた糸は、やさしい色合い。


ひととおり工房を見学したら、
奥の部屋に案内され、そこでさらにスタッフの方の
語りはヒートアップする。

あれよあれよというまに
たくさんの絨毯が床いっぱいに敷き詰められ、
「お持ち帰りなら、この手提げバッグに!」
「日本にお送りする場合も送料込み込み!」
と、まるでジャパネットかと思うようなイキオイで
まくしたてられ…。



さらに2~3人の客に1人ずつ、
日本語が話せるスタッフがピタリとついて、
絨毯について熱く説き続ける。

敷物が欲しい人はあぶないです。
色やデザインが美しく、
もちろん品質もよいと思われるので、
うっかり買いそうになります…。

床に敷物を敷かないことにしている私たちは
熱弁にも屈しませんでしたが。

まぁ、こういう売り込みはお約束だし、
絨毯に関するいろいろな話を聞くことができたので
私は興味深かったです。

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