折り返し電話

春は、新人さんの季節。
初々しい営業電話も、この季節の風物詩みたいなものですね。

今日は、過去にお取引のあった会社の
新人さんとおぼしき女性からの電話を受けました。

売り込み内容は、ざっと聞く限り、
ニーズ的にも予算的にも、直近では実現度合いが低い感じ。
しかも、その内容だと別部門の担当になる。

…という旨を、やんわりお断りのつもりで述べたところ、
「では、折り返しのほうがよろしいでしょうか?」
と言われた。

え??
折り返し…?

一瞬、意味が分からず、
「あの、こちらからお電話を差し上げるということですか?」
と思わず聞き返してしまった。

私だって、別にいじわるのつもりじゃなかったのだ。
ホントに意味が分からなかったんだもん。

後からよく考えたら、新人さんは
「では、おかけ直ししたほうがよろしいでしょうか?」
と言いたかったんだと思う。
たぶん、言い間違え…かな。

私の口調がキツかったのか
(や、そういうつもりは…)
逆にこっちがビックリするくらい、新人さんは恐縮し、
「す、すみません。私、何を言ってるんだか分からなくなって…」
と完全にパニックになっていた。

ごめんよー。
おばちゃん、いじめちゃって。
(いや、だからそんなつもりは…)

でもね、おばちゃんは、やっぱり「折り返し」は、
かかってきたほうがするものだと思うの。

それ以外の言葉使いや口調は、とてもキチンとしていたので、
たぶん有望株の新人さんなんだろうな。
私みたいな、いじわるおばちゃんなんかに負けずに、
立派な社会人になるんだよ!

折り返し電話” への4件のフィードバック

  1. もぃ のコメント:

    ふふふふ、風物詩ですねぇ。
    そして、そうやってツッコムのは先人としてのお役目ですよ。
    日本が衰退しきらないためにもね~(苦笑)。
    おつかれさま~。

  2. まきまき のコメント:

    >もぃさん
    あれこれ考える間もなく、つっこんでるので、本能的にお役目は果たしてますね。
    つっこまずにはいられない、おばちゃんの悲しいサガです。
    せめて、若者に幸あらんことを。

  3. みかん のコメント:

    いやぁ、おもしろいね~♪
    激戦の就職活動をくぐり抜けた人だろうから、優秀な人なんだろうが・・・社会はまだまだ修行の世界だね。

  4. まきまき のコメント:

    >みかんさん
    私たちの世代は、バカだって自覚あるし、そんなにプライド高くないから、分からないことも素直に聞けた気がする。
    今の若者は、年数重ねても意外と変わらなかったりしてね。(笑)

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