再びリスボンへ

ポルトを後にして、電車でリスボンに戻る。
切符はサンタ・アポローニャ駅まで買ってあったけど、
途中駅のオリエンテ駅で下車して
ヴァスコ・ダ・ガマ・ショッピングセンターへ。

と言っても、目当てはスーパーマーケット。
リスボンの街中では、規模の大きいスーパーマーケットを
なかなか見つけられなかったけど、ここは大きい!
雰囲気はカルフールみたいな感じ?
(海外のスーパーだから、当たり前か。)

しこたま買い物をして、タクシーに乗り、
繊細な陶器で有名なボルダロ・ピニェイロの
美術館を目指すも、運転手に遠回りされ、
結果的にホテルに近づいてしまったので、
美術館をあきらめて、再び途中下車。

運転手にはちゃんと地図を見せて、
ここからここに行きたいと伝えたんだけど、
どうやら私たちは、いいカモにしか見えなかった模様。

明らかに向かった方向が違うので、
途中で文句をつけるもスルーされ、
最後はここでいいから!と無理やり降りた。

何だかグッタリ疲れてホテルでひと休み。
ちなみに最初に3泊した「Lx ブティック ホテル」に
スーツケースを預けておき、またここに戻ってきました。

写真はポルトガル滞在中に
かなりヒットだったフルーツジュース。
ジュースというか、ソースみたいな濃さ。


ポルトガル航空の機内で出て、
とても美味しかったので、
スーパーに入るたびに探したけど見つからず、
この日ようやく大きなスーパーでゲット。

「uma」は、ポルトガル語で「1」という意味なので、
フルーツが丸々1個入ってますよ!
てな意味合いでしょうか。

ポザーダ・ド・ポルト

ポルトを発つ日の朝、ホテルの庭を散策。
宮殿を改装したこちらの棟にはレセプションやレストラン。


隣のピンクの建物が、製粉工場を改装した宿泊棟。


境目が分かりにくいけど、
ドウロ川に面したプール。


ドウロ川沿いから見たホテル。


何度も眺めたドウロ川とも今日でお別れ。

5日めの晩ごはん

5日めの晩ごはんは、「カーザ・アレイショ」へ。


カンパニャン駅近くにあるこのお店は、タコ料理で有名。
なんと、タコの天ぷら(写真左)と
タコご飯(写真右)が食べられる。
タコやわらかい!


こちらはポルトガルではメジャーな
干しダラのコロッケ「パスティス・デ・バカリャウ」。
「スイッサ」で食べたのよりも、ちょっとモサモサした感じ。


右側はタコのマリネ。


私だけスパークリングワインをいただく。


お皿についていたお店のロゴがかわいい…。

ドン・ルイス1世橋

ドン・ルイス1世橋はドウロ川に架かる橋のひとつ。
メトロの路線脇に歩行者用の道路があり、
歩いて渡ることができます。

橋の上からは、街並みとともに川を見渡せます。


ちなみに高いところが嫌いなダンナは
電車が脇を通って、橋に振動が走るたびに、
ビビリまくっておりました。

カテドラル

カテドラルへ。



こちらにも美しいアズレージョ。


カテドラル前の広場。
ちなみにこれはペロリーニョといって、
処刑された人を見せしめのために
吊るしておく場所だったそうです。

マジェスティック・カフェ

あまりに疲れたので、サンタ・カタリーナ通りの
「マジェスティック・カフェ」でお茶。


1923年創業の店内はクラシカルな雰囲気。



ダンナはハンバーガーをオーダー。


私は紅茶とリンゴのタルトを。


ちなみに、他のお店にくらべると
けっこうイイお値段です。
まぁ、日本でお茶するのと変わらないけど。

レロ・イ・イルマオン

「世界一美しい本屋」として有名な「レロ・イ・イルマオン」。
「世界で三番目…」といわれていることもあるけど、
とにかく美しいことは間違いない。


ただし、残念ながら店内は撮影禁止。
2階へと続く、アール・ヌーヴォー調の赤い階段は圧巻!
そして天井のステンドグラスは、
もはや、ここが本屋であることを忘れてしまう。

…のは、おそらくその美しさのせいだけではなく、
あまりに観光客が多いから。
本屋としては経営状態は厳しいのではないかしら?
と余計な心配をしてしまった。