きょうは病院をふたつ「はしご」した。
別に病気になった、というわけではない。
女も私くらいの年になると、だいじなのはメンテナンスだとおもう。
だから、どちらの病院も検診のためにいった。
いつものとおり、これといって、おかしなところはなさそうだった。
ちょっと安心する。
そのあと、映画でも見ようと映画館にいったのだけれども、
とてもたくさんの人がいて、なんだか圧倒されてしまったので、
映画を見るのはやめることにした。
かわりに、すこし季節はずれのバーゲンをのぞいてみた。
その店で、1つのセーターが、
「私をつれていって」とささやきかけてきた。
私は
「もちろんよ」とこたえた。
それが、とても運命的な出会いにおもえたから。
それと、きょう、私は1冊の本を読み終えた。
バスに乗りながら、
病院で順番をまちながら、
ひとりでお茶を飲みながら、
私は、ずっと本を読んだ。
ただひたすら。
何かから逃避するかのように。
その本は江國香織の「東京タワー」。
…以上、ちょっぴり江國タッチで綴ってみました。
ダメ…、似てない
ま、私はそれほど彼女の作品は読んでいないのだけどね。
ちなみに「落下する夕方」は読みました。
なんか大人な女性の匂いがする~。
江國タッチすごいな。
ちなみに私は彼女の本は読んだことありません{ハム}
どうもそういう切ない恋愛系って手を出したことないんです~。
私が江國作品をたまに読む理由は、
恋愛小説を読みたいから、というよりは
彼女の文章が繊細だから、かな。
なんで、こういう描写が書けるんだろ?
なんで、こういうせりふが書けるんだろ?
そもそも、なんでこんな設定を思いつくんだろ?
なーんてたくさん「?」を飛ばしながら
しみじみ読んだりしてます。
人生経験がモノをいうのかねぇ。
いずれにしても、がさつな私には
ゼッタイ書けない文章です。