先日、深夜にディック・ブルーナの画集「ZWARTE BEERTJES Book Cover Designs by Dick Bruna」を注文した。
今日帰宅したら、モノが届いていた。
ブルーナの画集は何冊か持っているのだが、ある方の日記でこの画集について書かれているのを読み、どうしても欲しくなってしまったのだ。
以前何度か、この画集を店先で見かけたことはあったが、なんと!カバーをはずしたところに、こんなカワイイ型押しの布貼り表紙が現れるとは知らなかった。
ずっと迷っていたけど、この表紙にノックアウトされたという感じ。
ミッフィーでおなじみのブルーナだが、彼は本の装丁なども手がけていた。
この画集にはミッフィーは登場しないけど、ブルーナがいかに優秀なグラフィックデザイナーであるかがよく分かる。
そういや、エルベ・モルバンの絵も大好きで、以前画集を買ったのだが、子供や動物のほんわかとした絵しか描かないのかと思いきや、オトナの登場する写実的な絵が何点も掲載されていて、こういう絵が描けてこそのカワイイ絵なんだなぁと実感した。
ブルーナもしかり。
グラフィックデザインのセンスあってこその、ミッフィーのシンプルさ、なのだろう。
やっぱり基礎が大事よね、と思って、デッサンの勉強に励む今日この頃なのだが、少しでもその成果が出るのはいつの日だろう
ちなみに私は子供の頃、ブルーナの絵本に囲まれて育った。
そうあの頃、私にとっては、ミッフィーではなくうさこちゃん。
そして私の自慢は、母が作ってくれたぴーんちゃんとふぃーんちゃんの手提げバッグだった。
ぴーんちゃんとふぃーんちゃんとお家はフェルトのアップリケ。
彼女たちの三つ編みの部分は黄色い毛糸でできた、今考えても相当、手のこんだバッグだったと思う。
あのバッグ、どこへいってしまったのかな。
私もその画集持っているよ。
モルバンもそうだけど、寝る前に布団に持ち込んで見ているとほんとうっとりする。
まぢでいつか私もこういうセンスがいい人になりたいわ!
睡眠療法も狙ってます。
でも、まきまきさんのお母さんは、カステラといいなんて素敵な方なんでしょう!
私は、くれたぴーんちゃんとふぃーんちゃんはよんだことないです。残念ながら。
思い返してみても、子供のころからあまり本をよまかかったように思います。
もし自分が母親になったら、読ませよう。
そして、手作りバッグ。ステキです。