仕事のできる人

今月に入って、仕事上で取引のあるシステム会社の担当者が変わった。
前任者が異動され、いつも打合せには同席されていたものの、直接のやりとりは皆無だった方が担当者となった。

前任者はシロウトの私が見ても、失礼ながら「あなたホントにシステム担当者」と聞きたくなるような受け答えをする方で、さらにこちらの質問の意図とは違った回答が返ってくるので、「ホントにこれでダイジョウブなのかなぁ」という不安がぬぐいきれなかった。

一転して後任者は、受け答えが的確。
私が、まとまらない質問をしても「こういうことですか」とうまくまとめ直してくれるし、私の質問の意図するところを汲んで、さらにそれ以上の回答や情報を提供してくださる。
先回りした事細かな提案で、私の不安を解消してくださったり。

前任者と比較するからなおさら、なのかも知れないが、ブラボーなことこの上ない。
システムに関する技術や知識はもちろんのこと、相手の言わんとするところを正しく把握する能力とそれを解決する能力に長けた方なのだと思う。

もちろん専門性の高さは重要だけど、1人で仕事が完結するのでないのなら(そもそもほとんどの仕事は1人で完結するはずもないのだが)、やはり後者の能力なくしては仕事はうまくいかないのだなぁという、至極当たり前のことを改めて痛感。
私もかくありたい。

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