私の頭の中の消しゴム

今日は今年67本目の映画「私の頭の中の消しゴム」を見る。

この映画のCMを見て、ダンナが「見たい」と言っていたので(実は、言ってみただけだったらしいので、なかば強引に誘い)一緒に見に行った。

建設会社の社長令嬢のスジン(ソン・イェジン)は、天真爛漫なお嬢様。
建築家志望のチョルス(チョン・ウソン)とコンビニで運命的な出会いをし、二人はすぐに恋に落ちる。
温かい家族に囲まれて育ったスジンと違い、チョルスは孤独に生きてきた男だったが、スジンの献身的な愛に結婚することを決意、二人は晴れて新婚生活を迎える。
チョルスは建築士の試験にも受かり、幸せいっぱいの二人。
しかし、スジンはある時から物忘れがひどくなり、自分の家への道順すら忘れてしまうようになる。
そしてスジンは若年性アルツハイマー症と診断される。


個人的には、この映画のソン・イェジンは、「四月の雪」より格段に良いと思う。
何かに思い悩む役をやらせたらピカイチな彼女だけど、やっぱりあのはじけるような笑顔が無いとね。
「四月の雪」は終始暗い表情だったので、今ひとつ魅力に欠けていた感じ。

「ラブストーリー」では、彼女に少し泣かされたので、この映画も泣くかもなぁ、と思っていたのだが、結局クリアしてしまった。
でも、チョン・ウソンの男泣きには、ついもらい泣きしそうになった。
たぶん、家でひとりでDVDで見たら泣くかも知れないなぁ。

チョン・ウソンは、それほどカッコいい顔しているとは思わないけれど、スクリーンではほんとに魅せてくれる俳優だと思う。
「MUSA-武士-」でも、長髪に隠れてあまり顔は見えないし、ほとんどのシーンを汚い格好で戦っているにも関わらず、私は完全にハマった。
この映画のチョルスだって、ヒゲをはやして、現場監督という仕事柄、あまりキレイな格好をしていないのに、スクリーンの向こうから微笑みかけられると、何だかドキドキしちゃう始末。

まぁ、男気の裏にあれだけの優しさを持っていて、お姫さま抱っこをしてくれるような男性が実際にいたら、当然魅力的に違いないのだが。

ちょっと美しすぎという気もしないでも無いが、こういう重いテーマの映画にしては、あのラストは見る側としては救われる気がした。
実際に身内の人が発症したら、もっと辛く大変なことが数限りなくあるだろうけど、恋愛映画はこれで良いと思う。
そういう意味では、とてもうまくまとまっているし、DVDが出たらチョン・ウソン目当てに家で見て、ちょっと泣くのもいいかも知れない。

私の頭の中の消しゴム” への3件のフィードバック

  1. chishi のコメント:

    パッと見たところ、そんなに素敵な俳優さんに見えないのに
    スクリーンの中の彼はメチャメチャ魅力的で、是非お姫様抱っこをしてもらいたくなる、不思議な俳優さんですよね。
    ウソンssi目当てに家でDVD見るのもいいかもしれません(笑)

  2. まきまき のコメント:

    {ラブラブ}chishiさん
    私も、ウソンssiにお姫さま抱っこしてもらいたーい。
    ビョンホンssiも好きだけど、じゃ、お姫さま抱っこしてもらいたいか{はてな}というとちょっと違う感じ。
    家でDVD見る時は、抱っこシーンはソン・イェジンちゃんを私の顔に置き換えて楽しもうかしら。(笑)

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