月館の殺人


私はほとんどコミックを読まないが、何となく佐々木倫子だけは単行本を何冊か持っている。
先日新聞の記事を読んでからずっと気になっていた「月館の殺人」上下巻を、たまたま本屋で見つけたので即購入。
原作:綾辻行人、漫画:佐々木倫子という組み合わせ。
綾辻行人の作品は今まで読んだことがないので、いちおう初挑戦となった。

ちょっとだけ…と読み始めたら最後、一気に読んでしまった。
面白かったから

…うーん、確かにつまらなくはなかったんだけど。
上巻終わりのどんでん返しには驚いたけど、下巻途中から何となく犯人も分かってしまったし、あんまりなーという感じだった。(のわりには下巻の方が分厚くて高い。)

でも個人的には、鉄道マニア(いわゆるテツ)にはいろいろな人種がいるのだ、というのが興味深かった。
乗りテツ、撮りテツ、時刻表テツ、コレクションテツ、模型テツ…。

さらに驚いたのは、以前社内でお世話になったおじさまが趣味でやっているHPが資料提供元として記載されていたことだ。
そうそう彼も確かにテツだった。
撮りテツ、イラストも描くから描きテツ(ってのもあるのか知らないけど)

趣味は、それが何であれ、高じて大成している人はすごいなぁ、やっぱり。

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