綴り字のシーズン

今日は友人と今年1本目の映画「綴り字のシーズン」を見る。

去年、取引先にチケットをいただいたので「チケットもったいないから、とりあえず見ておこうかな」くらいの軽い気持ちで行った。
それでも、スペリングコンテストの話がメインじゃなく、家族の話がメインだということは、前情報としてアタマに入れて行ったのだが、見てみたら、それぞれの家族の持つ苦悩が、予想よりも意外に深くて重かった。
またかなり比喩的な描写が多いので(それも、かなり暗示が多いので)、自分の解釈があってるんだか、あっていないんだか、不安に思いながら見ていたら、「あ、終わっちゃった…」という感がなきにしもあらず。

リチャード・ギアジュリエット・ビノシュの大御所は、とりあえず置いといて、イライザ役のフローラ・クロスがいい。
実際にも彼女は、英語、フランス語、スペイン語を流暢に話すそうだけど、確かにただの可愛い子役という感じじゃなく、何となく理知的な雰囲気が漂っていて、これからの成長も期待できそう。

ちなみに私はスペリングコンテスト(Spelling Bee)というものの存在をまったく知らなかった。
一緒に行った友人は高校時代に経験したらしいが、英単語を実際に書き取るよりも、綴りをそらで言うのは、かなり難しいそうだ。

さらに「bee」という英単語の意味は「ミツバチ」しか知らなかったのだが、「集会」という意味もあったのね。
…勉強になりました。

綴り字のシーズン” への1件のフィードバック

  1. こまったちゃん。のきまぐれ感想記 のコメント:

    映画「綴り字のシーズン」

    原題:Bee Season
    思春期を思い悩むことなく、何事もなく過ごした人、思い出したくない過去を何も背負っていない人なんて、いったい何処にいるだろうか・・家族再生の物語・・
    イライザ・ナウマン(フローラ・クロス)は、スペルが自然と頭に浮かぶ不思議な能力を持…
    映画「綴り字のシーズン」開映19:05@新宿武蔵野館
    「綴り字のシーズン」 BEE SEASON 2005年 アメリカ
    配給:20世紀FOX
    監督:スコット・マクギー、デヴィッド・シーゲル
    製作:アルバート・バーガー、ドクター・ウィンフリード・ハマチャー、
       ロ…

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