今日は今年4本目の映画「スタンドアップ」を見る。
すっかり演技派女優となったシャーリーズ・セロンが、「モンスター」に引き続き体当たりの演技をみせる。
時間軸を遡りながら、ストーリーは展開されるが、主人公ジョージーの学生時代の辛い過去、子供との関係、父親そして母親との関係、そして同僚たちとの関係がどれも重要なエピソードとして織りなされる。
ジョージーは、おそらく細かいエピソードが語られなければ、ちょっと1人で暴走気味のヒロインみたいな感じに映るかもしれない。
でも、彼女自身もいろいろなものを背負っていて、だからこそ何度でも立ち上がるのだ、という点に共感できるから、救われるラストが本当に嬉しく感じられた。
実はこの映画の原題は「North Country」。
私がよくチェックする映画のケータイサイトにも書かれていたけど、この邦題はめずらしく秀逸だと思う。