プライドと偏見

今日は今年5本目の映画「プライドと偏見」を見る。
原作は、あの「ブリジット・ジョーンズの日記」にも繰り返し出てくる、イギリス女流文学の最高峰ジェーン・オースティンの小説。

舞台は、18世紀末のイギリスの上流社会。
お互い気になるのに、男性のプライドと女性の偏見が、それぞれ邪魔をして、なかなか恋愛に至らないさまは、現代じゃなかなかありえなかろう。
でも、貴族社会の優雅な日常や、イギリスの田園風景に彩られて、何の違和感もなくストーリーに引き込まれてしまう。
ああ、そういえば「モーリス」や「眺めのいい部屋」を見たときも、こんな感じで映像に引き込まれたなぁと懐かしく思ってしまった。

ちょっと鼻っ柱の強い次女という役どころは、まさにキーラ・ナイトレイにうってつけ。
やっぱり彼女はきれいだし、イギリス女優!という感じの正統派な雰囲気が好き。

でも今回は長女役のロザムンド・パイクが気に入ってしまった。
役どころもあるけれど、ほんわかした感じがいい。
「子供は見ちゃいけない」とご本人お墨つきのジョニー・デップの次回作「リバティーン」にも出ているようなので要チェックだわ。

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