友達と今年45本目の映画「フラガール」を見に行った。
私は好きだなぁ、この映画。
「ウォーターボーイズ」や「スウィングガールズ」みたいな、素人だったメンバーが頑張って芸をなす、という要素が好きなこともあるけど、でも根本的にボーイズ・ガールズと違うのは、「フラガール」は登場人物それぞれが事情を抱えており、それを克服していくからこそ、感動的なドラマにつながっているということ。
そばに座っていた女性客は、ずーっと泣いていたけど、確かに後半、ちょっとジーンとくるシーンが多い。
それだけ感情移入ができるからだと思うのだけど、それはやはり出演陣に、いい俳優さんが揃っているからかもしれない。
富司純子はすっぴんに近い炭鉱のおばちゃんを演じても、やはり存在感がある。
蒼井優は「花とアリス」でもそうだったけど、バレエをやっていただけあって、踊りの身のこなしに思わず目が釘付けになってしまった。
しずちゃんは、しっかり女優だった…。
芸人さんは器用だなぁ。踊りまでマスターして。
ちなみにセットがすごいなぁと思ったら、種田陽平さんだった。
「THE 有頂天ホテル」でもこだわりのセットがすごかったっけ。
今後も要チェック。