最近、病院帰りなどに1人でお茶する機会が多いのだが、私も何をするでもなくボーっとしているため、聞くとも無く他人の会話が聞こえてしまったりする。
先日は、隣の席でおじさんとおばさんが向かい合って会話していた。
どう見ても夫婦ではなさそう。
おじさんは、何かの教祖かと思うくらい、おばさんに平和とか人類愛についてアツく語っていた。
健康の話もしてたな。いかに健康が大事か。
そして、おじさんの声はとてもよく通る声だった。
たぶん教祖様だな。
昨日は、隣の席に親子が座っていた。
娘は20代後半~30代、母親は60代くらいだろうか。
最初は仲良く会話していたのに途中から雲行きがあやしくなり、私が席を立つ頃には、
「あんたがあの時、何でお金が必要なのか話してくれたら、お母さんお金は貸さなかったよ」
「ちゃんとアタシは話したじゃない。お母さん覚えてないの?」
「それは、お金は貸したあとでしょうが。先に聞いてたらゼッタイ貸さなかった」
と激しい口調の会話になっていた。
もっと聞きたかったけど、会社に行かなきゃだったので…。
今日は、歯医者の帰りにお茶。
スタバの小さな丸テーブルに家族4人(両親、中学生くらいの兄妹)が座って、なぜか社会、政治、経済に関するような話題をこれまたアツく討議していた。
トイレに立ったお兄ちゃんがブツブツ1人言を言いながら私の脇を通ったのがちょっと怖かった。
大丈夫か、若者。
優秀なのはいいけど、間違ってヘンな方向に走るなよ。
わ。なんで金が必要だったんでしょ。その娘さん。
ここで小耳にはさんだワタシでさえ
気になってしょうがない。です。
変な男にひっかかっちゃったのかしらん。
確かに気になります。
お母さんも大変だね。
{にわとり}マツシマさん、Fumiさん
何だかね、娘さんは仕事上のトラブルだかなんだかでお金が必要だったようです。
それで仕事も辞めたようだったけど。
当然ながら両者とも具体的なエピソードは語ってくれやしないので、イマイチわからなかったのですが、
「あの時は仕方がなかったから…」
みたいな娘さんの口調によると、社長にお金を貸したらそのままトンヅラ…とかそんなとこでしょうか。
きっと娘さんもだまされてしまったんでしょう。
つかの間の人生劇場でございましたわ。