友人と今年51本目の映画「サッド・ムービー」を見に行った。
今週はちょっとお疲れ気味だし、ゼッタイ泣いちゃうぞーと思っていたんだけど、泣きのツボが押さえ切れないまま終わってしまった。
どこかに「ラブ・アクチュアリー」さよなら版みたいなことが書いてあったけど、本家はストーリーの数も多いし、その上、全部がちゃんとつながっちゃう展開もすばらしいので、比較するのはどうだろう。
「サッド・ムービー」には4つのエピソードが登場。
もっとバラバラのストーリーかと思っていたら、ちょっとずつつながるところは確かに「ラブ・アクチュアリー」に似てるけど。
当然ながら私と友人はチョン・ウソン目当てでこの映画を楽しみにしていたのだが、今回気づいたのは、ちょっと影があったり、粗野な部分がある役(しかもそういう男が涙を流す…)の方が彼の魅力が引き立つのだということ。
消防士であるジヌはあまりにいいヤツすぎて、そんな彼がああいう結末を迎えても、失礼ながら私のツボにあまりはまらなかった。
友人も「あんな場所にうまくカメラがあるわけないじゃん。そんなことしてる間に逃げればいいのにさ」と突っ込んでいたくらいだから。(ちょっとネタばれ)
ま、それでもウソンがカッコいいことには変わらない。
自分が見つめられているような気がして何度かドキドキしちゃったのは事実である。
あえて選ぶなら、母子のストーリーが一番ウルっと来たかな。
ああいう手のストーリーは反則ワザだとは思うけど。