今年13本目の映画「JUNO/ジュノ」を見に行った。
わずか7館での上映から始まったのに、全米で上位にランクイン、しかもいろんな映画賞にノミネート、アカデミーでは脚本賞までとってしまったこの映画。
さらにすごいのは、脚本家ディアブロ・コディにとって本作品がデビュー作だということ。
元ストリッパーの彼女のブログのファンだったプロデューサーに口説かれて初めて書いた脚本が、映画化されてヒットしてアカデミーまで受賞しちゃうんだから、才能のある人はすごいよなぁ。
監督のジェイソン・ライトマンは私にとってのヒット作「サンキュー・スモーキング」を生み出した人。
CM監督出身なんだけど、やっぱり独特のセンスがあるように思う。
テンポがいいというか、最近長い映画が多くてちょっと疲れちゃうおばさんな私にとっては、100分以内で終わるこれくらいの長さがちょうどいい。
主役のジュノはエレン・ペイジ。
妊娠という突然の事態に直面する16歳の女のコをキュートに演じる21歳。
彼女の代表作「ハードキャンディ」がずっと気になっててマダ見てなかったので、やっぱり見ようっと。
とにかくスラング満載。ジュノなりの個性が多分におり込まれた表現もあるのかもしれないけど、あんなに連発された日にゃ、まるで何言ってるかわかんないなぁ。