つみきのいえ

去年、行きつけの美容室で、担当してもらっている店長さんに「これよかったら読んでみてください」とすすめられたのが絵本「つみきのいえ」だった。

いつも「しゃべりませんオーラ」を出してる私に、あまり話しかけずに放置してくれる店長さんが珍しく、「これ、ROBOTの方が描いたんですよ。あ、ROBOTさんはココから近いんです。」「アニメがいろいろな賞を受賞しているんですよ。」「そうそう、DVDもあるんですよ。」などなど、かなり熱く語ってくださったのが、とても印象的だった。
映画でおなじみのROBOTがこの近くにあるんだ!という事実にコーフンした、というのもあるけど。

繊細な線で描かれた絵本「つみきのいえ」にしばし引き込まれてしまい(かつ、あれだけすすめてくださった店長さんの手前、スグ返すのもナンだったので)、何度も何度も繰り返し読んだ。

「DVDも見てみたいなー」と思っていたら、先日行った文化庁メディア芸術祭の展示でアニメが上映されていた。(アニメーション部門の大賞を受賞したそうです。)
場内はすごい人で、ゆっくり見ることはできなかったけど、絵本で見た繊細な世界が、スクリーンの中でもそのままに展開されていた。

とはいえ、最初に私が読んだ絵本は、アニメ「つみきのいえ」を絵本用に(もちろん加藤氏が)リメイク・描きおろしたものだそうなので、どちらかというとアニメの世界観が絵本でも生かされているというべきなのかも知れないけど。

そうこうしているうちにアカデミー受賞。今度こそ、ちゃんとDVD見たいなぁ。

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