レースとホットケーキ

連休初日の土曜日。

フランス在住のレース切り絵アーティスト蒼山日菜さん
日本での初個展「Bavardage de Ciseaux ~はさみのおしゃべり~」
を見るために秋葉原のGallery COEXISTへ。


蒼山さんの作品は、レースのような繊細な切り絵。
なんと、はさみだけで作られているそうで、
テレビなどでも何度か取り上げられているらしい。

私は、少し前に蒼山さんの作品をインターネットで見て、
いつか実物が見たいなぁと思っていたところ、
偶然、個展が開催されることを知った。

当初、会期が短かったので、行かずに終わっちゃいそう…と
思っていたら、運よく会期が延長に。

もちろん、1人で行ってもいいんだけど、
これは誰かと一緒に見て、ぜひその感動を分かちあいたい!と
思ったので、会社のMさんをお誘いしてみた。

福山ライブも先日ご一緒したばかりだけど、
こういうの好きに違いない!という、かなり勝手な思い込みで。

…結果、一緒に見てよかった!

とにかく、どの作品も信じられないほど繊細で、
まさに驚愕する、という表現がふさわしい。

思わず、口が半開きになって、「すごい、すごい~」を
何度も連発する、ちょっとアホな人になってしまう感じ。

それぐらいのオドロキを、新鮮なまま
Mさんと共有できたのはとってもよかった。

言葉がまことに陳腐だけれど、とにかくすごいのだ。
蝶の羽の細かな模様や、草木の細い蔓、
アルファベットが並んだ詩文。

どうやったら、こんな細かい作業ができるのか。
しかも、どうやったら、集中力が維持できるんだろう。

でも、こんな魔法みたいなことができる手先を持った人が
実際、世の中にはいるわけで。

手描きの下絵もすばらしかった。
曲線も直線も、手描きと思えないほど美しい。
やっぱり、完成度の高い作品を生み出す人は、
すでに下絵の時点で完成度が高いのだ。

美しいものを見た余韻にひたりつつも、
それでも喉は渇くし、小腹は空くので、
秋葉原ヨドバシカメラの中にある「丸福珈琲店」へ。

ホットケーキが看板メニューだそうなので、コーヒーと一緒にオーダー。


ホットケーキ食べるの久しぶりだなぁ。

そういや、お店の丸福印は、先日ライブで振り回したタオルを
ちょっと思い出させるような…。

ホットケーキをほおばりつつ、おしゃべりもはずんで、
あっという間に時間が過ぎる。
お互い次の予定があったので、今日はここで終了。

Mさん、おつき合いいただきどうもありがとう☆

レースとホットケーキ” への2件のフィードバック

  1. ため のコメント:

    これがきりえだなんて…。
    すごすぎますね。
    絵を描くのだってこんなに細かいのは大変なのに。
    丸福珈琲は大阪で行ったことがあります。
    (もちろん名前にひかれてはいって行った{スマイル})
    ザ喫茶店という感じがあってなんだか
    とても落ち着いた記憶がありますです。
    たまに、スリーエフでチルドコーヒーが売っていたりしました。
    今も売っているのかなー。

  2. まきまき のコメント:

    {マグカップ}ためさん
    蒼山さんの作品は実物みると、さらにすごいです。
    私なんて、ふつーに紙切るだけでもまともに切れないのに。
    丸福はヨドバシの中とは思えないほど落ち着けます。
    たまたま私たちはそれほど並ばなかったけど、
    出る時もけっこう人が並んでました。
    また今年も旅先で喫茶店めぐりでもしますかね。

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