ホテルのチェックアウトが11時だったので、ギリギリまでのんびり。
電車まで時間があるので、ホテルに荷物をあずけて
長崎県美術館で開催されている藤城清治展を見に行く。
今日が最終日ということで、場内は人があふれ返っていた。
展示作品は、他の会場でも見たものが大半だったけど、
今年長崎を訪れて描かれたスケッチや、軍艦島の影絵は
初めて見ることができた。
こんなに美しく輝く軍艦島は今まで見たことがないように思う。
それくらい、光に満ちた島がそこに描かれていた。
それにしても御年85歳になられるというのに、
精力的に作品を生み出す姿勢は「尊敬に値する」
なんて言葉じゃ表現できないくらい。
しかも、昨日も開催されたらしいのに、
今日も急遽サイン会が開かれるということで(すごい体力!)
すでにたくさんの人たちが列をなしていた。
何度見ても、いつ見ても
藤城さんの作品は心が落ち着いて、穏やかな気持ちになれる。