最後のディナー

タリン2日めの晩ごはん=この旅最後のディナーは
中世をテーマにしたレストラン「オルデ・ハンザ」へ。


このレストラン、かなりの人気で、
店内にはすでに何組かがウェイティング中。
でも昨日のお店と違って、このお店には案内係の
お姉さんがちゃんといる。

とはいえ、どんどん後から入ってくる外国人客に
(いや、私たちも外国人だけど…)
小さな私たちはすっかり紛れてしまい、
お姉さんに声もかけてもらえないんじゃ…と思っていたら、
ちゃんとにこやかな笑顔で話しかけてくれた。

「ごめんなさい、今夜はとっても混んでいて…」
と言われ、どれくらい待つのかと思いきや、
「20分くらいかかります」

日本人、待つのは全然OKです!
20分なんて、楽勝、楽勝!

さらにお姉さんは、私たちが日本人だと知ると
「特別よ」と言って、奥から日本語メニューを出してくれた。
今回の旅行で初めて見た日本語だ…。

店内は薄暗く、15世紀の商家の雰囲気を再現しているそう。
スタッフは、1人1人違った中世風衣装を身にまとっている。



たぶん20分も待たずに席に案内された。
テーブルを担当してくれたお姉さんがこれまた笑顔。
しかもオーダーを聞くときには
テーブル脇に腰を落として、視線をあわせてくれる。

何だかちょっと、某遊園地のバイト時代を思い出した。
このレストランも、某遊園地同様、中世をテーマにした
テーマパークみたいなものかも知れない。
でも、そこでお客様に心から楽しんでもらうための
おもてなしがちゃんとできている。

お料理も美味しかった。
まずはマッシュルームのスープ。
パンはハーブとナッツが入ったもっちりずっしりタイプ。


メインは、猪とかのワイルドなお肉も気になったけど、
ここはプレーンに牛肉をチョイス。
肉料理2皿はキツイと思われたので、
「とても空腹」な人向けと書かれた大きいサイズをオーダー。
付け合わせはオリーブやピクルスや、
マッシュポテトの詰まったパイなど。


食事をしながら、店内をボーっとながめてみたけど、
どのスタッフもキビキビと笑顔で働き、
どのお客さんも皆、満足そう。

旅行の最後に気持ちのよいディナーが楽しめて満足。
この店が観光客に人気なのも納得だなぁ。

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