チェンベルリタシュ・ハマム

実は最終日だけ天候が悪く1日雨。
しかもぐっと気温が下がって寒かった。

夜のフライトまで、まだまだ時間があったこと、
さらに朝シャワーを浴びたきり、
日本(しかも自宅)に帰り着くまで、
まだしばらく入浴できないこともあって、
念願のハマム(蒸し風呂式の共同浴場)へ行くことに。

トルコといったら、ハマム。
テレビで見たあかすりもやってみたい!

ということで、観光客向けだという
チェンベルリタシュ・ハマム」に行きました。


確かに、どんどん観光客が吸い込まれていく…。
ユーロがギリギリ残っていたので
あかすりコースをチョイス。

入ったところはこんな感じ。
このハマムは歴史的建造物としての価値も
高いそうですが、1階に男性用と女性用の浴室があり、
それぞれ2~3階が更衣室になっています。
写真は男性用のエリア。ダンナとわかれて、
さらに奥にある女性用更衣室へ。



更衣室は個室もあるようですが、
私はロッカールームに案内されました。
でもカーテンつきの更衣室が中にあるので問題なし。

ロッカーのカギは腕につけて入浴するので
貴重品も入れておいて大丈夫そうです。
(実際、私はパスポートから何から全部入れた。)

ただ、どこまで脱いだらよいものか…と迷っていたら
スタッフの方が「ビキニはいる?」と配ってくれました。
(ちなみに渡されたのは
タグのついた新品の厚手の黒ショーツ。
使い捨てにはもったいない!感じでしたが、
濡れたままのショーツを持って飛行機に乗るのは
さすがにためらわれ、泣く泣くあきらめました…。)

受付で渡されたハマム用の布を巻いていざ浴室へ。
と、裸足の人にはスタッフがサンダルを渡してくれる。

なんというか、さすが観光客向け、
言葉が分からなくても、おろおろしている客には
スタッフがささっとサポートしてくれるので
思ったより心配はいりません。

ただ、ここからがモンダイ。
浴室に入ってみたら、とにかくすごい人!
よく、写真では真ん中の大理石に
数人がゆったりと寝そべっていたりするけど
まったく隙間なく裸の女性がゴロゴロと…。
しかも、日本人なんて誰もいなくて、
皆ド迫力ボディなので、完全に萎縮。

どうしてよいか分からず、ボーっと突っ立っていたら、
ケセジ(あかすり師)のおばさまが「ジャポネ?」と話かけてきて
とにかく大理石の台に上がれと言う。

台の上で待っていないとあかすりの順番が来ないらしい。
そんなこと言ったってスペースないじゃん!と思いつつ、
何とか布を広げてスペースを確保し、
カラダを「く」の字にまげて、
金髪のおねーさん達の隙間におさまる。

美しい天井を眺めながらゴロゴロしていたら
いよいよ、あかすりの順番がやってきた。

いやはや、なすがまま、されるがまま。
うつぶせ、あおむけ、すわって、あかすり。
あかすりが終わったら、シャボンを泡立てて、
体はもちろん、頭と顔もゴシゴシと洗われ、
最後にザパーンと流しておしまい。

ジャグジーがあったので、ちょっと浸かって終了。
いやー、ハマム初体験、すごく楽しかった。

ダンナはケセジのおじさまにチップをねだられたようですが、
女性用では、ケセジさんはとにかく客をさばくのに忙しそうで、
そんなそぶりは皆無でした。

いずれにしても、おかげでサッパリしたまま帰国できました。
夜のフライトの場合は、かなりオススメ!
浴室内部の様子は、リンク先HPのギャラリーをご覧あれ。

チェンベルリタシュ・ハマム” への4件のフィードバック

  1. みかん のコメント:

    すごい{CARR_EMO_515}勇気あるね~。海外で、無防備な公衆浴場に、1人で!(女湯に)。
    でも、興味あります。

  2. Fumi のコメント:

    お久しぶりです。
    異国の公衆浴場を男湯に旦那さんがいらっしゃるとはいえ、一人で楽しめるなんてさすが!です。
    やはり肝が座ってらっしゃる~!
    自分じゃ行けないから、体験記を楽しませてもらっちゃいました。

  3. まきまき のコメント:

    >みかんさん
    いやー、山登りのほうがスゴいと思うよ。
    体力に自信ないもん。
    それにくらべたら、お風呂入るだけだから楽ちんです。

  4. まきまき のコメント:

    >Fumiさん
    お久しぶりです!
    さすがに地元の人が行くようなところにはチャレンジしにくいけど、
    観光客向けなら意外と大丈夫でした。
    いい経験?になりました。

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