鍵泥棒のメソッド

今年22本目の映画「鍵泥棒のメソッド」
これで、この秋に絶対見たかった邦画は制覇。
(「夢売るふたり」「天地明察」「鍵泥棒のメソッド」)
あ、いちおう「踊る…」も見たいなぁ。

売れない役者と凄腕の殺し屋の人生が
ひょんなことから入れ替わり、
それが元で起こる騒動を描いたストーリー。

「運命じゃない人」「アフタースクール」の
内田けんじによる監督・脚本作品。
…とくれば、面白くないわけないじゃん!なのですが、
意外や意外、あんまりどんでん返らなかった。

もう「運命…」、特に「アフター…」では、
あまりのどんでん返しに、茫然自失になったほどですが、
今回の作品は、それに過大な期待をして見ると
ちょっとアテがはずれるかも。

そのかわり、たくさん笑って、
最後にはしみじみ、ほんわかできます。
この最後のしみじみ感は、今までの作品には
あんまりなかったんじゃないかなぁ。

ま、そんなことを差し置いても、
堺雅人、香川照之、広末涼子の3人の共演と
脇を固める、個性的な俳優さんたちの顔ぶれだけでも
満足できます。←少なくとも私は。

あんな荒川良々見たことないし!
なぜか、小山田サユリが好きだし!
森口瑤子のラストの豹変ぶりもステキ!

あと、気になったのが、堺雅人演じる桜井が
以前彼女と住んでいた螺旋階段つきのアパート。
あそこ、ドラマや映画にものすごくよく出てくる。

私が見ただけでも、ドラマは、
「謎解きはディナーのあとで」(ブーツの女の子の殺人現場)
「カレ、夫、男友達」(主人公の父親と再婚相手の家)
「東野圭吾ミステリーズ」(広末涼子の友達の家)

あと、映画「ガール」でシングルマザー役の
板谷由夏が住んでいたのも、ここだったような。

ネットで検索すると、出てくる出てくる。
他にもいろいろ出演なさっているようです。
売れっ子なのね、このアパート。

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