舟を編む

投稿するのを忘れていたけど、先月(しかも公開初日に)
「舟を編む」を見ました。今年5本目の映画

原作は、私は読んでいませんが、
2012年の本屋大賞を受賞した三浦しをんの小説。

監督は「川の底からこんにちは」の石井裕也。
以前WOWOWで放映された「川の底からこんにちは」を
録画したままずっと見ていなくて、
先日、ハードディスク整理のために消してしまったことを後悔。
今度、DVD借りてこよう。

‎133分‎‎というかなり長い作品ですが、
意外と長さを感じないように思います。
ストーリーは、出版社で長い年月をかけて
辞書づくりに励む人々の話。

舟=辞書
編む=編集する
の意だそうです。

ただ、それだけの話ではあるものの、
そもそも辞書が作られる過程なんて未知の世界なので、
「用例採集」(辞書の見出し語の説明を書くために
使用例を集める作業)などのシーンや、
ヘルプ要員とともに追い込み作業を連日連夜行うシーンは
かなり興味深かった。
いやぁ、辞書ってある意味手作りに近いのね。

主演の松田龍平はじめ、出演している俳優陣もよかった。
私が言うことじゃないけど、やっぱりオダギリジョーは
ドラマより映画の方がいいんじゃないだろうか。

ずっと好きだった小林薫も、
さすがに年とっちゃったけど渋くてステキ。

あとどうでもいいことだけど、
辞書のポスターのみの出演だった麻生久美子。
エンドロールを見てたら、ポスターのスタイリングは
ちゃんとダンナさま(伊賀大介)でした。

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