仙台最終日

仙台3日めは、ホテルをチェックアウトして
荷物を駅のコインロッカーに入れてから
地下鉄に乗って、「せんだいメディアテーク」へ。

こちらでちょうど開催されていた
井上雄彦 最後のマンガ展 最終重版<仙台版>」を見る。

もともとそれほどマンガを読まないので、
井上作品は1つも読んだことのない不届き者な私でも、
空間に広がるマンガは、その迫力とともに楽しめた。

しかし、繊細な筆の線といい、
細やかな墨の濃淡といい、
すでにマンガというジャンルを越えて
絵画として鑑賞しうるのではないかと。

ちなみに同じ面相筆を使っても
私にはあの細い線はゼッタイ描けまい。

道具も大事だけど、やっぱり技術だよなぁ。

そのあとは、ガイドブックで見つけたお店でランチ。
野菜がこれでもか!と入っているカレーは
素材ごとの味もちゃんと楽しめて
とっても美味しかった。


三越をぶらぶらしたあと、
ふたたび地下鉄で仙台駅まで戻り、
ここでも駅前のデパートなどをひやかす。

そして16時前の新幹線に乗って東京へ。
今回の旅は温泉も観光もライブもてんこ盛りで楽しかった!
近いのでまたぶらっと来たいな、仙台は。

宮城県美術館

バスに乗っていったん仙台駅前に戻って、
またバスに乗って宮城県美術館へ。
企画展示は1960年代の絵本原画。
「ぐりとぐら」「そらいろのたね」がなつかしい。
「おおきなかぶ」が佐藤忠良の作品とは知らなかった。

さらに、その佐藤忠良の展示室と常設展示も見られて
たったの300円とは。(私たちは割引券使ったので240円)

庭にもたくさんの彫刻。

仙台市博物館

バスに乗って、仙台市博物館へ。
ほんとは仙台城跡に行きたかったのだけど、
乗りたかったバスがなかなか来なかったので。

伊達政宗の鎧兜。
本日展示されていたのは本物だそう。

トイレ表示も政宗。

元祖冷やし中華

仙台にやってきました。
冷やし中華は仙台生まれだそうで、
元祖を掲げる「北京料理 龍亭」へ。

タレは醤油とゴマから選べます。
私はゴマにしてみました。

ゴーゴーミッフィー展

連休初日に母と妹と一緒に、
松屋銀座で開催されている
ゴーゴーミッフィー展」へ。


ミッフィー誕生から今年で55年。
私が絵本で出会ったときは「うさこちゃん」だったけど
いまや「ミッフィー」の名前もすっかり定着。
そしていまだ衰えぬこの人気ぶり。

その人気ゆえ、
ミッフィー展はしょっちゅう開催されているけど
今回の展示は、どちらかというとオトナ向け。

ブルーナさんの絵本の制作過程が
よくわかるようになっていて、
原画はもちろん、その下書きや、
さらにはボツになった絵なども展示されている。

あのシンプルな線をひくために、
ブルーナ・カラーをバランスよく配置するために、
ブルーナさんがどれだけ手をかけているかは
過去の展示を見て知っていたけど、
ストーリーを組み立てるにあたっても、
同じくらい手をかけ、何度も試行錯誤が
繰り返されていることがよくわかる。

また、今回の展示では、国内外の
アーティストから寄せられた
ミッフィーへのバースデー・カードが見もの。

藤城清治さんのカードがとってもかわいかった!
ケロヨンと小人と猫とミッフィーが…。
いまだ現役のおふたり、ホントにスゴイと思う。

オリジナルグッズもえらくかわいくて、
どれもこれも買いたくなって参った。


当然ながら、会場は大混雑だったけど、
並んでいれば列は進むので、
意外と見やすかったような。

グッズ売場も、
同じものがあちこちに置いてあるし、
レジも数がたくさんあるのでそれほどの
混乱も行列もナシ。

最近のミッフィー展の中では、
ワタクシ的にはかなり大満足。

展示を見る前に、松屋の中の
「キャンティ」でお茶。


もちろんケーキはネスラード。
私がいつもデパ地下で
テイクアウトするのより分厚かった気がする…
のだけど気のせい?