今日は仕事納め。
最終日には珍しく、飲み会の約束もなかったので(というか昨日飲みすぎたので、今日は飲みたくなかったという理由もあり)映画を見に行くことにする。
今年73本目の映画「SAYURI」を見る。
外国人が見た日本。外国人が演じる日本人。
あくまでも舞台は日本なのに、見たことも無いような着物の着こなし、そして英語と日本語が乱れ飛ぶ。
そりゃ、多少の違和感はぬぐえないけど、エンターテインメントとしては充分楽しめた。
140分をこえる時間もさほど気にならなかったくらい。
もっとねちっこいいじめが続くのかと思ったら、それほどでもなかったし、救いようの無い暗い人生の話かと思ったら、ラストはそうではなかった。
チャン・ツィーの小動物的かわいらしさと、迫力満点の踊りも見ものだけど、ミシェル・ヨーの凛としたたたずまいにとてもひかれた。
あんな美貌は、どう願っても手に入らないけど、ああいう潔い姐さんになりたいなぁ。
それより、何より、上映中ずっと気になったのが、1人で見に来ていた(おそらく酔っ払いの)オヤジの独り言。
とにかく最初から挙動がヘンだったのだが、上映中何度も「うひゃ。(笑い声)こりゃスゲエなぁ」と独り言にしては、かなり大きな声でつぶやくこと、数十回。
その「スゲエ」のポイントが様々で、折檻のシーンでも「スゲエ」。
火事のシーンでも「スゲエ」。
英語と日本語が入り乱れても「スゲエ」。
踊りが美しくても「スゲエ」。
とにかく「スゲエ」うるさいよ、アンタと怒鳴りたくなるくらいだった。
私は結構離れた席だったのに気になったくらいだから、大部分の人が迷惑していたはず。
途中、大きな伸びもするわ、酔い覚ましのつもりなら、かえって寝ていてくれた方がありがたいのに、という感じ。
騒がれるともっと迷惑だし、ああいうのって注意すべきかどうか、ホント悩めます…。
何となくオヤジのせいで気が散った感もあるので、家でDVDで見たら、もっとじっくり楽しめそう。
映画「SAYURI」
この作品はまず、
スピルバーグが映画化し、キャストを日本で探しているという噂が流れたのです。
私の周りにも是非オーディションを受けたい!という声を沢山聞きました。
そして
「R.Hがオファーを受けたが蹴った」とか「Y.Iがオーディションを受けたが落ちた」とか
有…
映画「SAYURI」開映20:45@錦糸町シネマ8楽天地
「SAYURI」 MEMOIRS OF A GEISHA 2005年 アメリカ
配給:ブエナビスタ
監督:ロブ・マーシャル
製作:ゲイリー・バーバー、ロジャー・バーンバウム、ダグ・フィッシャー、
ルーシー・フィッ…