dot the i(ドット・ジ・アイ)

レンタルしていたDVDの返却日が近いことを思い出し、突然夜中(じゃなくて早朝か)に「dot the i(ドット・ジ・アイ)」を見る。

公開時、まんまと宣伝に乗せられ、しかも大好きなガエル・ガルシア・ベルナルの出演作とあって、見たくて仕方なかったのだが、気づいたら上映が終わっていた。
昨年DVDが発売になったのは知っていたのだけど、何となく借りそびれてしまっていた。

いやー、面白かった。
90分作品なので長すぎず、テンポよく楽しめるし。

しかもガエル君がホントにステキ。
やっぱり、あのコンパクトさといい、あらためて岡田君に似ていると思った。
照れたような笑顔がかわいくて、早朝に一人でニヤニヤするあやしいオンナになってしまった…。

ちなみに宣伝を見た限りでは、スリルミステリサスペンスという感じだったのだけど、実は恋愛モノの要素も強いかも。
随所に差し込まれるフラッシュバックのような映像が、いかにも何かあるな、と思わせぶりだが、期待どおりちゃんとどんでん返しもある。
しかも、謎を謎のままにせず、1つ1つタネ明かしをしてくれる展開になっているので、後になってこれらのフラッシュバックがすべてつながり合点がいく。

説明過多で、かえって分かりすぎる物足りなさもあるかも知れないけど、ミステリものにすっかり弱くて、いつもこの手の映画で謎がいっぱい残ってしまう私にとっては、うってつけの映画だった。

ちなみにタイトルは、「dot the i’s and cross the t’s」という慣用句から。
iの点とtの横棒を忘れないように、つまりは、細部にまで十分気を配る、という意味。

確かにそういう内容になっています…。
さらにエンドロールの途中にも映像があるので、DVDと言えども最後まで慎重に見たほうがよいです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です