ピーナッツ男

今日は会社が終わってからFumiさんのイラスト展のオープニングパーティへ。
かなり遅刻だったけど、夏気分満点のFumiさんのイラストをじっくり堪能することができた。
そのあと、Fumiさん、てれささんと軽くお茶して帰途につく。

帰りの電車で私の左隣に座った男性。
そもそもが、せまい隙間にぐいっとお尻をつっこんで座ったのだが、座るなりカバンから本とコンビ二の袋を取り出した。

左手に持った本を読みつつ、なにやらコンビ二袋をガサガサやって、取り出したのは「バタピー」。
この男、おもむろにピーナッツを食べ出したのだが、右手でピーナッツを一掴みしては、一度手の中でくゆらして(揃えてから?)口の中に放り込む。
しかも右手をゆらす位置がかなり私寄りなので、そのたびに私のスカートの上にパラパラと甘皮が飛び散る。

一心不乱にピーナッツを食べ続ける男。
そして時おり、ひざの上に置いたカバンに落ちたカスをパーンと私の方にはたく。

イヤそうな態度を露骨に示してみたのだが、ピーナッツ男はひるむこともなく、ひたすらピーナッツを口に放り込み続けた。
混みあった電車の中では、席をずらすこともできない。
私がピーナッツアレルギーだったら、間違いなく気分が悪くなってたんじゃなかろうかと思うくらい、ピーナッツのニオイが鼻孔をつく。

むぅ、もうガマンの限界だ…。

そう思った時、電車が私の下車駅に到着。
と、ピーナッツ男も同じ駅で降りるのか、おもむろに立ち上がった。

その瞬間、ピーナッツが2粒、電車の床にぽろりと転がり落ちた。
しかし、男は落ちたピーナッツにはまったく気づきもせずに、さっさと電車を降りて行った。

しばしあっけに取られていた私も、あわてて電車を降りた。
スカートに散った甘皮をはたきながら。

ピーナッツ男” への3件のフィードバック

  1. Fumi のコメント:

    来てくれてどうもありがと~~!
    すごく嬉しかったです。
    次回、是非、まきまきさんも参加してみてね。
    展示は励みになります♪
    しかし、あの後でこんな変なのと遭遇していたとは。。。

  2. まきまき のコメント:

    {ひまわり}まっしー
    アタシは電車に乗ると、よくヘンな人が近くに寄ってくる傾向があるのですが、今回のはなかなか恐るべし!なヤツでした。
    {ひまわり}Fumiさん
    大遅刻だったけど、ほんとお伺いしてよかったです。
    今はなんだか時間がなくて全然描いてないけど、私もそのうち参加したいです。

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