流血その後③

さすがにあの消毒ぶりじゃ、毎日医務室に通う気にはなれなかったので、1日おいて再び行ってみた。
今日は、顔なじみのベテランの看護士さんがいることを願ったのだが、残念なことに対応してくれたのは、先日の彼女だった。

さて今日はまず、マキロンのフタがなかなかあけられない彼女。
「あの、私あけましょうか?」
「そうしてくれる?あけにくいのこれ」

…いや、スグにあいたけど。

「今日はさ、この前より大きい脱脂綿あてるようにするね」
いちおう彼女なりに、先日マキロンまみれになった私を気遣ってるのか、そんなことを言う。
でも、問題の根本はそういうことじゃないと思うんだわ。

「あのー、先にその脱脂綿にマキロンを浸してから消毒してもらえません?」
「あー、そうだねぇ」
そうだと思うよ、フツー。

今日もテープ貼りのお手伝いをして完了。
あさってには抜糸だから、今日でもうマキロンともお別れだわ。
まぁ、マキロンには罪はないんだけどね。(④につづく

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です