ディア・ドクター

会社帰りに、今年17本目の映画「ディア・ドクター」を見に行った。

前作「ゆれる」の時と違って、だいぶテレビや雑誌などで
取り上げられ(すぎ)たせいか、なんとなくストーリーも
事前に分かっちゃったし、それ以上の展開があるのかなぁと思いきや、
そうでもなかったし、ちょっとそのあたりが残念。

でも鶴瓶師匠は確かに好演です。

西川作品はいつもそうだけど、役者がそろっていて、
それは彼女の才能や、人となりによるものかもしれないけど、
これって監督として、大事なことかも知れないなぁと思います。

そもそも、役者さんがそろっていると、安心して見ることができるし。

「ゆれる」でもそう感じたけど、
細やかな描き方が女性ならではだなぁ、と感じる場面が多々。
それだけ、人間観察力が鋭いともいえるけど。

私は、ボーっと他人を見ていることが多いから、同じ女性でも
こうはいかないが。

そういや、「ゆれる」は女性より男性の出演者が多かった印象だけど、
一方でこの映画は女性たちの印象が際立っている。
八千草薫、余貴美子、井川遥、どの女優さんもそれぞれ凛として美しい。
これも女性監督ならでは、かな。

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