ここしばらく、この日のために働いていた、
といっても過言ではない。
まさに鼻先のニンジンだったSpitzのライブ。
ずっと先だと思っていたのに、
あっという間に4月9日はやってきてしまった。
月日がすぎる猛烈なスピードは悲しいけど、
待ち望んだ日がやってきたことはこの上なく嬉しい。
去年は、何度かSpitzのライブに参戦している。
でも単独のライブは、1月のさいたまアリーナのみ。
ってことは、1年3ヶ月ぶりくらい。
否が応でも期待は高まるわけで。
しかも、しかも、
ツアーの初日に参戦できるなんて!
チケットをとってくれたためさんに大感謝です。
千葉県民の私でさえ
行ったことがなかった森のホール21は、
八柱もしくは新八柱の駅から徒歩約15分。
行きは桜並木を愛でながら(キレイだった!)
のんびり歩いて向かいました。
座席は1階の27列目だったけど、
去年もデカイ会場でのライブが多かったので、
いつもよりステージが近くて嬉しい。
以下、少しネタバレあり。
予定時刻を少しすぎてスタートしたライブは約2時間ほど。
アンコール3曲を含め、全23曲。
Spitzのみならず、アーティストのライブツアーは
アルバムが発売された後に、
収録曲中心で構成されることが多いけど、
今回のツアーは、あえてアルバム発売前に行う、
というもの。
おそらくアルバムに収録されるであろう新曲も
4曲披露され、いずれも仮タイトルで紹介された。
(なので、アルバムに入るときは
別のタイトルになってるかも知れない。)
残りの19曲も、
よくもまぁこれだけまんべんなく取り混ぜたなぁ、
というくらい過去~最近の曲までバランスよく並んでいて、
でもそれが何の違和感もなくなじんでいて、
そんなことにも、「あぁ、Spitzっていいバンドだなぁ」と
しみじみ思ってしまった。
Spitzのライブに行くようになったのはここ数年なので、
過去の曲は、ずっとCDやiPodで聴いていたものが多い。
だから、ライブではたいてい初めて生で聴く曲がある。
今回は、何度も聴いてきた
「日なたの窓に憧れて」や
「愛のことば」が聴けて嬉しかった。
それにしても毎度ユルい、ユルすぎるMC。
(そこがいいんだけど。)
でもこれまた毎回思うことだけど、
マサムネくんのMCを聴くたび、「ズルい」と思う。
彼だから許される発言っていっぱいあるんじゃなかろうか。
世の中の40男は、ゼッタイあれをマネしちゃいけない。
マサムネくんなら「きゃあ」と言われるところ、
たいていは「ぎゃあ~」と叫ばれそう。
Spitzのライブって、ほんのりと幸せな気分になれる。
7月までツアーは続くので、しばらくは仕事も頑張れそう。
(もちろん何箇所か参戦、いや、遠征する私たち。)