先週末、友人と今年9本目の映画
「ダーリンは外国人」を見に行った。
ちなみに原作は読んでません。
絵は好きだけど、シリーズもいっぱい出ているし、
ハマッたら、全部買っちゃいそう…と思って
あえて手を出さないようにしてました。
ま、原作は関係なく楽しめます。
前評判が意外とよかったので、
それなりに期待して見たのだけど、
これ、そもそも役者が揃いすぎ。
父親役の國村隼、
母親役の大竹しのぶが特にいい。
大竹しのぶの憔悴しきった表情なんて
ハッとするくらいリアルで、
やっぱりこの人スゴイわ~と感心。
もちろん、主役のふたりも
ほほえましいカップルぶりがステキ。
たぶんこの映画に描かれていることって
ダーリンが外国人じゃなくても
直面する可能性があって、
だからこそ、共感する部分が多いんだろうなぁ。
ご本人出演は、ダンナさまの
トニーさんしかわからなかった…。
あとワタクシ的ヒットは
KREVAとマサムネくんの
「くればいいのに」が挿入歌として
使われていたこと。
使用されていることは知ってたけど
こ、こんなにイイ場面で流しちゃうの?
という感じ。
たぶん、うっかりすると
泣いちゃいそうな場面が満載で
映画館で泣かない、と決めている私には
油断ならない映画でもありました。
『ダーリンは外国人』の後味は?
<ダーリンは外国人 を観ました>
製作:2010年日本
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映画館で観たかったんだよね~。良いも悪いも、出来の評価を全く聞かなかったので、どうなんだろ~と思っている間に上映終了してました…。
原作は小栗左多里の同名エッセイ漫画。彼女の実体験を元に、旦那さんが外国人で、文化や言葉の違いで戸惑ったり楽しんだりする日常をコミカルに描いたもの。
漫画は持ってないけど、少しだけ読んだ事があります。見せ方が上手いよね~!
テンポもよくって、とにかく旦那さんであるトニーの描き方が上手い。本当にこんな人なんだろうか!と興味を持ってしまうし、左多里さんも、よーく観察してらっしゃるのが分かります。
そんな面白い漫画を、どう映画化するんだろう…と、期待半分、不安半分。
だけど、主人公二人と同様の外国人がダーリンのカップルの生意見を出したり、ちょっとアニメーションを使ったりして、映画の枠を取った感じがよかったなー。
トニーは日本の漢字の美しさに一目ぼれしてやってくるんだけど、漢字を見て一言
「ビューティホー!!」なんて、細かい説明は一切要らないよね(笑)。
左多里は、そんなトニーと出あって、交際を始めることになるんだけど(理由は劇中にて)、やっぱり予想していた通り、言葉や文化の違いに戸惑う。
トニーの友人はみーんな外国人で、自分は英語もまともにしゃべれない。
姉の結婚式にトニーを呼べば、謙遜する意味を理解できず、親戚相手に怒り出す始末。
そんな彼を、初め母親は信用していなかったけど、段々と彼を受け入れていく…しかし父は…。
このあたり、原作では結構あっさりしてたんですが(笑)、やっぱり物語のキーになるところだと思うんですよ。外国人の彼。将来を考えるとなると、もしかしたら左多里も外国へ…?その前に英語だってちゃんとしゃべれないし、文化も違うし、結局困るのは左多里自身…?
そう心配しちゃうのは親でなくても当たり前。親の説得が一番の壁なんじゃないでしょうかー…
母親役に大竹しのぶさん。
この方の演技、今までちゃんと観た事が無かった不届きものな私ですが、少し前に「黒い家」を観てから一目置くようになりました(遅いって?)。母と娘での対話シーン、すごく良かったです…。
とっても自然で、親子の愛に満ちていて…。こんな母親だったら羨ましく思ってしまう…
チョット軽めのラブコメでもと思って、『ダーリンは外国人』を渋谷のヒューマントラストシネマで見てきました。
(1)見て少々驚いたのは、この手の映画にしては、随分といい俳優が脇役を務めているなという点です。
なにしろ、主人公さおり(井上真央)の母親が大竹しのぶですし、父親も國村隼なのですから。
大竹しのぶは、『たみおのしあわせ』とか『石内尋常高等小学校』で見ましたし、國村隼も『板尾創路の脱獄王』とか『花のあと』で見たばかりです。
そうした演技力抜群の俳優たちが脇を固めているのですから、あとは映画の中心となるさおりとトニーが頑張れば、まずは平均点の映画が出来上がること請け合いでしょう!
そこでその頑張り方を見てみますと、さおりとトニーがあんなに若いのに湘南の一戸建ての家(平屋にしても)に住めるのか、という疑問はサテ置くとして、ストーリー的には、さおりは漫画家としてメジャーデビューすべく、漫画にも生活にも猛烈に頑張っている姿が描かれています。演ずる井上真央も、私はこれまで余り見たことはありませんが、随分とよくやっているなと思いました。
ですが、トニーは一体どんな仕事を日常的に行っているのか、映画からはマッタク分かりません(一応は「ライター」とされていますが)。主夫のごとく、掃除・洗濯したり、台所の後片付けをしている様子はコミカルに描かれているところ、一定の収入を得る手段としてトニーは具体的に何をしているのでしょうか?
それと、外国人であるトニーが日本の特殊な慣行などに出会って酷く戸惑ったり、馬鹿なことをしでかしたりしてしまう場面が余りありません。あるのは、「踏切」という単語がなかなか思い浮かばなかったり、米国にやってきたさおりをみつけて「ここであったが百年目」などと叫んだりしたりという、かなり穏便なレベルにすぎないのです(なにしろ、「華」という漢字に美を見出して日本にやってきたというのですから!)。
さらには、自分がアメリカで身につけてきた特有の生活慣習に執着して、さおりなどの顰蹙を買ったりする場面も余りありません。
トニーを巡る状況にもう少し深く切り込んだ映画作りがなされなかったものかと思ってしまいました。井上真央が主役にしても、一応は「ダーリンは外国人」というタイトルの映画なのですから!
加えて、演ずるジョナサン・シェアが、草食系男子然とし
「ぶん殴る」の「ぶん」て何だろう?
アメリカから来たダーリンの質問には、日本に生まれ育った人でもタジタジである。
しかし、言?…
おぉ、見た人が身近にいた!
JRの車内のモニターに写ってるアニメとかしか見てないんだけど、いつも笑える内容なので、見たかったんだー。
脇がガッツリ固めてるんですな、ますます見たい。
映画の番宣だとあのお家がステキで、あんなトコに住みたいなぁ~って思ってました。早くテレビでやらないかなぁー…いや、レディースデイに行っちゃえばいいんだよね。
{マグカップ}もぃさん
おそらく原作に描かれている
トニーさんの日本語オタクぶりも笑えるけど、
意外とちゃんとしたつくりの映画なので、
レディースデーに見て損はないかも。
ふたりのおウチはいいですよー。
インテリアや雑貨はもちろん、
主人公さおりのファッションもキュートです。