先週の水曜日に、今年2本目の映画
「しあわせの雨傘」を見に行った。
前日、同じ職場のTさんと
ランチを食べながら映画の話になり、
最近買った「FRaU」の映画特集で、
今年見るべき映画に挙げられていた
フランソワ・オゾンの「しあわせの雨傘」が
見たいんだよねぇ、と話したら、
明日、一緒に行きませんか?とお誘いをいただいた。
お互いフランソワ・オゾン好きなので、
ぜひ!となったのだが、
水曜はノー残業デーなのに、私は仕事が終わらず、
Tさんを2時間半以上待たせてしまった…。
21時半からの映画を見るのに、
新宿に着いたのは21時少し前。
チケットを買って、
パスタを15分くらいで食べて、
ギリギリで間に合った。
ただ、遅い時間になったおかげ(?)で
Tさんのダンナさまも合流、3人で映画を楽しんだ。
ちなみにダンナさまはフランス人。
笑うタイミングが早い、早い。
見終わった後にダンナさまがおっしゃるには、
フランス人やフランスに長く住んだ人じゃないと
なかなか分からないユーモアも
いっぱいおり込まれているそうです。
ま、フランス映画だもんね。
でも細かいギャグは分からなくても
充分楽しめます。
いかにもオゾンらしいなぁ、という感じの
オゾンファンには嬉しい作品。
意思の表れとともに変遷する
カトリーヌ・ドヌーブのファッションもステキ。
しかもジャージ姿まで見られるなんて!
(それでも美しいのが驚異的。)
ところで原題は「飾り壷」の意らしいです。
お飾りの妻である自分を「飾り壷みたい」と表現する
カトリーヌ・ドヌーブ演じる主人公。
邦題より、こっちの方が断然イイと思うのだが、
まぁ、映画見ないと意味が分からないか…。