映画 鈴木先生

先日、「映画 鈴木先生」を見ました。
今年1本目の映画

年末年始以降、いろいろ見たい映画はあったけど、
何となく見に行く時間がなく、そうこうしているうちに
インフルエンザを患ったため、ようやく今年の初鑑賞。

「鈴木先生」は、実はドラマにハマりまくりました。
低視聴率だったのに、数々の賞を獲得したことで有名ですが、
確かに、放映時に数回見たらけっこう面白くて。

DVD化されてすぐにTSUTAYAに走り、
全巻レンタルして、一気に鑑賞。

さらにあの印象的なオープニングがすごく好きで、
ROCK’A’TRENCHの「光射す方へ」が頭から離れなくなり、
再びTSUTAYAに走ってCDをレンタル。

よし、ROCK’A’TRENCHのライブに行くぞー!と思ったら
すでに解散が決まった後でした。

その後も、ドラマのDVDボックスを買うかどうか悩みつつ、
その頃には映画化も決まっていたので、
よし、映画を見てから再検討しよう、といったん保留に。

そんな私にとっては、満を持しての映画公開。
映画のオープニングも、ドラマと一緒で
久々に「光射す方へ」を聞いた私は、
気分が盛り上がらずにはいられなかったのだけど、
見終わっての感想は、端的に述べれば、
映画はなくてもよかったかなぁ、と。

長谷川博己つながりでいくと、
「セカンドバージン」もドラマだけでよかったのに…
と思いましたが。

以下、ちょっとネタばれします。

ドラマは、「こんなことは実際に起きないだろ」とか
「こんなものわかりのいい生徒はいないよな」とか
「こんな先生いないよね」とか思いつつ、
それでも多少のリアルさがあって、
そこが面白かった気がします。

でも、今回の映画の「事件」はあまりに事件すぎる。
それなのに、あくまでも冷静に対応する「小川」を
はじめとした生徒たちに、すでにリアルさも、
共感も感じられないというか。

だいたい、同じ中学の卒業生が立て続けに
あんな事件を起こしたら、それこそ大騒ぎで
エンディングみたいに、のんびりと生徒たちが
歩くなんてできないでしょ?とか。

小川さん、あんなところから飛んだら、
普通は落ちてケガするよ。
というか、ケガじゃすまんだろ!とか。

なんだか、あれこれ突っ込みたくなっちゃう。
でも、生徒会選挙や、足子先生復帰の流れは
今までの「鈴木先生」らしくて、とてもよかったと思う。

あとは、事件を起こす卒業生役の二人が
あまりに印象的すぎるせいもあるかも。

なんたって、SAKEROCKの浜野謙太がニート役!
この人、ホントすごいよなぁ。
「婚前特急」でも主役の吉高由里子を食う勢いだったけど
今回もすごいです。

いっそのこと、風間俊介は出さないで、
ハマケンが学校に立てこもればよかったのでは。

ということで、ドラマのDVDボックスを買うかどうか、
ふたたび悩んでみようと思います。

映画 鈴木先生” への2件のフィードバック

  1. 虫まま のコメント:

    私も鈴木先生、ハマりました!!
    たまたま第二回目くらいを見て、やめられなくなりました。
    テレ東のドラマは、勇者~とか、なかなか侮れないです。
    実は映画も気になってたんだけど、ドラマのスペシャルを見て、少しがっかりしたので、迷ってました。
    最初の頃の尖んがってる感じがなく、なんか、俺達すごいだろ的なのが見え隠れしてて。あくまで個人的な感想ですが。
    DVDでもいいかな。
    いつも参考にさせてもらってます!

  2. まきまき のコメント:

    >虫ままさん
    テレ東ドラマ、あなどれないよね。
    モテキは映画もけっこう楽しめたんだけどなー。
    まぁ、鈴木先生は好きすぎて、期待度が上がりすぎちゃったのかも。
    ちなみに私はスペシャルドラマは見逃しちゃった。
    映画もそのうちテレビでやりそうだから、その時で充分だと思うよー。

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