昨日、「ムーンライズ・キングダム」を見ました。
今年3本目の映画。
12歳の男の子と女の子が駆け落ちをし、
周囲が大騒ぎしながら、ふたりを連れ戻そうとする話。
ただそれだけなのだが、登場人物が皆ユニーク。
主人公のサムとスージーを演じたふたりは
演技経験はなく、映画初出演らしいけど
そんなこと感じさせないくらいの存在感。
そして、その周りを固めるのは大物俳優たち。
ブルース・ウィリス、エドワード・ノートン、
ビル・マーレイ、フランシス・マクドーマンドに
ティルダ・スウィントン。
特に警部役のブルース・ウィリスと
ボーイスカウトの隊長役のエドワード・ノートンがいいです。
エドワード・ノートンは久々に当たり役じゃないか。
「アメリ」を彷彿とさせるような独特の世界観や凝った映像。
衣装や小物やインテリアも可愛くて、
キャー!もうたまらない!という感じで楽しめました。
しかもこういう作品にしては、ちゃんとオチもあって
私はけっこう好みだけど、万人向けではないかもなぁ。
珍しくこの手の映画に付き合ってくれたダンナは、
やはりちょっと不満気でした。
ウェス・アンダーソンの監督作品を見るのは実は初めて。
前から気になっていた同監督作「ダージリン急行」を
ぜひDVDで見たいと思います。