9月に見た映画をまとめてアップ。
今月はちょっとだけ頑張って4本見ました。
今年13本目の映画は、「ピース オブ ケイク」。
あんまり綾野剛は好きじゃないのだが、多部ちゃんが気になるのと、
なんたって監督が田口トモロヲだし。
綾野剛はちょっとダメな男を演じると妙にハマる。
この京志郎とか、「最高の離婚」の諒とか。
で、そういう役のときはわりと好きかも。
唐突に「さよならみどりちゃん」のユタカ(西島秀俊)を思い出した。
あー、あのダメ男っぷりを久々にまた見たい。
主人公・志乃も、ズルズルと流されるダメなコなのに、
なぜか多部ちゃんが演じると嫌味がないのはすごい。
今年14本目の映画は、「彼は秘密の女ともだち」。
とにかく私はフランソワ・オゾンが好きなのですが、
特にこの映画は、オゾン作品らしくていいです。
(毎回、そう言ってる気もするが。)
ロマン・ デュリスの女装が、最初はいかにもな感じなのに、
見慣れてくるのか、彼が心身ともに女になっていくからなのか、
だんだん違和感がなくなってくる。
ともすると、単にキワモノで終わりそうな内容だけど
洒脱な感じに仕上がるのはさすがオゾン。
今年15本目の映画は、「アンフェア the end」。
「アンフェア」はドラマも映画も全部見ているので、
いちおう見ないと、ということで。
でも、これいらなかったかなぁ。
ネットでも言われていたけど、ちょっと作りが雑。
あんまり作りこまれた感がない。
皆、敵だし、皆、アンフェアだよ。
今年16本目の映画は、「キングスマン」。
コリン・ファース主演とあっては、コリン好きな私としては
是が非でも見なくては。
しかもスーツ姿でキレキレのアクションを見せるらしい。
そんなコリン、今まで見たことないし!
…以下、ネタばれします。
これ、コリン・ファース主演映画だよね?
宣伝だとそういう感じじゃなかったっけ?
いきなり冒頭でスパッと真っ二つに割られて人が死んだのは、
うわ、キツいなぁ、と思ったけど、まだ先があるから、とガマン。
その先の乱闘シーンも、私にはけっこうきびしかったけど
これもガマン、ガマン。
…でも、死ぬとは思わなかったよ、コリンさん。
スパイものとしてシリーズ化するのかしら、と淡い期待まで
抱いていたのに、主人公は若造ってこと?
私の期待は裏切られまくりで、見終わって
ただただ、呆然とするばかりだったのですが、
そういうヘンな期待をせずに見れば、スパイ・アクション映画として、
完成度の高い作品なのだと思います。
意外と評判もよいようですし。
あと4本見て、今年は何とか20本鑑賞を目指したいです。