聖ヨハネ大聖堂

ヴァレッタでまず向かったのが聖ヨハネ大聖堂。

修復工事中のため、こちらの出入り口には
だまし絵のような覆いがかけられている。


入場はこちらから。
外観は地味だなーと思いきや…


中は豪華絢爛。







床もすごい。


こちらにはマルタ十字。


NCはニコラ・コットナーのイニシャル。
聖ヨハネ大聖堂はマルタ騎士団が建て、
騎士団長コットナー兄弟が私財を投じ、
このような豪華な内装に改装したらしい。


それにしても豪華すぎて、どこが見どころか
よく分からないくらい。(笑)

ヴァレッタへ

だいぶ間があいてしまったけれどマルタ日記の続き。

3日めはヴァレッタ(Valleta)へ。
ホテルを11時くらいに出て、目の前のバス停から
13番のバスに乗車する。
このバスがものすごく混んでいた。
まぁ、どこに行くにもヴァレッタが起点なので、仕方がないのだけど。

バスの中は、もちろん観光客ばかりで、しかもご高齢の方が多い。
私たちはいちおう若造なので、できるだけ立つようにしたのだが、
席があくと、女性の私には「座りなさい」とご老人からお声がかかる。
ヴァレッタまで約40分かかったけど、こういう見知らぬ人との
やりとりで心が少しほっこりした。

バスターミナルに到着。


馬車がお出迎え。
そんなに見つめても馬車には乗りません…。


マルタの首都ヴァレッタの一番にぎやかな通りが、
このリパブリックストリート。


道沿いにはいろいろなお店やカフェが立ち並ぶ。
おもちゃ屋さんの前にいた、キュートなキリンさん。


騎士団長の宮殿の向かい側にある広場。
ここまで歩いても10分かからないくらいなので、
首都とはいえ、街自体は本当に小さい。


宮殿の前にいた衛兵さん。
当たり前だけど無表情…。

3日めの朝ごはん

2日めは晩ごはん抜きで寝てしまったので、
翌朝のごはんはがっつりと。

パン祭り状態。
でもどれも美味しい。


嫌いな人は嫌いだと思うけど、
私はなぜかこの甘いビーンズが好きで、
さらに真っ黒なマッシュルームソテーも大好きなので、
この日の朝食は、私にとってベストな組み合わせ。


奥にあるシュウマイみたいな形をしたパイは、マルタの代表的な
おやつ、Pastizzi (パスティッツィ)のミニサイズ。
Pastizzi には、リコッタチーズ入りと豆のペースト入りが
あるようですが、この日は豆入りでした。

ゴゾ島からマルタ島へ

ゴゾ島ツアーもそろそろおしまい。
最後にふたたび高台に立ち寄って、一望をカメラにおさめる。



海はもちろんきれいだけど、段々畑のような斜面も美しい。


またしても、そこらじゅうに生い茂るサボテン。
実も立派。



朝到着したフェリー乗り場まで送ってもらい、
1日ゴゾ島を案内してくれた女性ドライバーさんとここでお別れ。

15時45分のフェリーに乗船しました。
そういえば、行きはフェリー代を払っていないのだけど、
往復分の1人4.65ユーロのチケットを帰りに購入。

やっぱり海が青い。




行きと同じく約25分でマルタ島に到着。
朝、フェリー乗り場まで送ってくれた男性ドライバーさんに
ピックアップしてもらい、一路ホテルへ。

…の前に、他のホテルに寄り道。
実はドライバーさん、待ち合わせ時刻に少し遅れてきたのだけど、
何でも前に乗せたお客さんが車内にカバンを置き忘れたらしい。
確かに比較的大きなビジネスバッグが車内にある。
しかし、これを忘れるってどういうこと?と話題にしながら、
そのお客さんのいるホテルに向かう。

でも、こういうのが無事に手元に戻るところがマルタなんですよ、
とガイドさんに言われて納得。
ホントにマルタは治安がよくて、滞在中怖い目にあうこともなかった。
(まぁ、夜遅くに出歩いたりしてないからだけど。)

バッグを届けた後、滞在ホテルまで送ってもらい、
ホテルの前でドライバーさん、ガイドさんとお別れ。

私たち夫婦は、めったにツアーに参加しないけど、
今回のガイドさんは話し方や距離感がちょうどよくて
(こういうのとても大事!)快適な1日を過ごすことができました。
お安くはなかったので迷ったけど、ツアーに参加してよかった!
他の参加者がいなかったし、プライベートツアーと思えば妥当かも。

しかし、ホテルの部屋に入ったとたん、疲れがどっと出て、
そのまま18時くらいから朝まで寝てしまいました。
食事よりも睡眠優先。

結局半日くらい寝たのですが、結果的にはこれがよかった。
最初から無理しなかったので、旅の後半まで体調は万全でした。

ヴィクトリア散策

ランチの後は、ゴゾ島の中心ヴィクトリアへ。
ツアーの行程には、チタデル大城塞とゴゾ大聖堂も
含まれていたのですが、周辺道路工事中のため行けず。

かわりにヴィクトリアを少し散策しました。
ガイドさんが案内してくださったJubilee Foodsでは
ゴゾ島のはちみつ、塩、サボテンのリキュールやジャムなどを
取りそろえているので、お土産を買うにはおすすめ。
小さなお店の棚にはいろいろなものが所せましと並んでいます。
ただし、ビン詰めが多いため、買いすぎると荷物が重くなるので注意。


お土産屋さんが立ち並ぶ通り。


ゴゾはレースも有名です。


通りの先にレースを編むおばあさんが。



こちらの通りもそうだけど、マルタにはマルタストーンと呼ばれる
ハチミツ色をした石灰岩でできている建物が多い。
だからか、街の風景がなんとなく優しい感じがします。


果物も野菜も美味しそう。


こちらがサボテンの実とサボテンジャム。

2日めの昼ごはん(Saint Patrick’s Hotel Restaurant)

大満足のアズールウィンドウ をあとにして、次はランチ。
ランチ代はツアー代金に含まれているため、レストランも
メニューもすでに決まっています。
ちなみに飲み物代は別。

シュレンディ(Xlendi)にある、Saint Patrick’s Hotel の
レストランへ。


まずは前菜のゴゾ産チーズサラダ。
私はチーズがニガテなのですが、
クセのないお豆腐みたいな白いチーズと
黒コショウのきいたチーズだったのでめでたく完食。
オリーブやケッパーもアクセントになって食べやすかったかも。


メインは地中海産 白身魚のソテー&添え野菜とポテト。
せっかくウェイターさんに魚の名前を聞いたのに、
一瞬で忘れました。メモらないとダメだわ。


デザートのアイスケーキ。


テラス席にしたので、目の前は海。


アズールウィンドウ

次はお待ちかねのアズールウィンドウへ。
永年、風と波にさらされることで自然にできたというこのアーチ。

…を見る前に、まずはボートツアーに参加。
ボートツアーは、おそらくマルタ島のブルー・グロット(青の洞門)の
ほうが有名で、ネットでも必ず紹介されているのですが、
意外とこちらは穴場かも。

いずれにしてもボートツアーはお天気が悪いと中止になるので、
どこであれ、乗れるときに乗っておいたほうがよいと思われます。
このボートツアー代は、1日ツアーの料金には含まれていないので
参加する場合は、その場で支払います。
1人あたり4ユーロ。

ホントは8人くらい乗れるボートなのですが、
他にお客さんが来なかったので、お兄さんが私たち夫婦のみで
ボートを出してくれました。ボート貸切!


おおっ!水が透明だ。


ボートで岩の間を抜けていくと…。



青い空と青い海!


岩壁にはサンゴ。



バスクリンみたい、という表現はヘンだとは思うんだけど、
まさにそんな感じである。


ほら、ワニがいるよ!とお兄さんに言われて見上げると、ワニ…?


アズールウィンドウを裏側(?)から眺める。
この後はぐるっと回って元のボート乗り場に戻ります。


ナイスガイなお兄さん。
ボートツアーとても楽しかったです、ありがとう!


アズールウィンドウを表側(?)から眺めるために
歩いていくと、途中にある教会。


アズールウィンドウ。
自分で撮影しておいてナンだけど、絵はがきみたい!


ふと手前の崖下を見ると、池のような水のたまった場所が。


ウエットスーツを着た人がいた。


ちなみにアズールウィンドウ周辺は、ゴツゴツした岩場なので
歩きやすい靴がおすすめです。

タピーヌ教会

次は奇跡の教会と呼ばれるタピーヌ教会へ。
そもそもマルタには数多くの教会があり、その数はおよそ365。
毎日1つずつ回っても1年かかるという。すごい。









ソルトパン(塩田)

次は、現在も使われているというソルトパン(塩田)へ。
「ゴゾソルト」はお土産としても有名です。

私たちは高台から塩田を眺めました。




こうやって効率よく回れるのがツアーのよいところ。

カリプソの洞窟

次はカリプソの洞窟へ。
といっても洞窟の入り口のみ。
以前は洞窟の中へ入ることができたらしいですが、
落石事故があってから、閉鎖されたそうです。


こちらはゴゾで一番美しいといわれるラムラ湾。
砂浜はラムラハムラ(赤い砂)と呼ばれるビーチ。
でもあんまり赤く見えないなぁ。


海が青い!


振り向いた反対側の広大な緑も美しい。


ふと見たら、足元に珍客。