連休初日にフル稼働

3連休なんだよね。
忘れてました、すっかり。
何となく得した気分だけど、予定を入れないとダラダラ3日間過ごしてしまうのは明らか。

ということで、連休初日はFumiさんとお出かけ。
銀座で待ち合わせして、ランチのあとは「藤城清治 光と影展」へ。
2年前の写真美術館の展覧会の時は、とても混んでいて好きな作品の前で立ち止まることもできなかったけれど、今日は比較的すいていたので、思う存分作品を満喫する。
子供の頃、「暮しの手帖」でいつも楽しみにしていた藤城さんの作品。
まだ現役で、どんどん作品を生み出すそのバイタリティには、心から感心してしまう。
私も藤城さんと同じように、自分の「こびとくん」を心に持ちたいな。

次に先日のキッチン展でご一緒したnegiさんが参加しているグループ展を見る。
このギャラリーは9月にオープンしたばかりとのこと。
negiさんのキリンがまたしてもかわいかった。

その後は伊東屋で紙を買ったり、fredyとNOLLEY’Sで服を買ったり、その他いろいろウインドウショッピングしたり…で、エネルギーが切れでお茶する。

まだ買い足りないもの、見足りないものがたくさんあれど、とりあえず今日のところはFumiさんとお別れし、次の約束の場所へ移動。(ちなみに30分も遅刻)

以前(といってもかなり前)の職場の人と、久しぶりの飲み会。
久しぶりに日本酒を飲んだら、けっこう酔った。
まぁ、楽しかったし、3連休だからヨシとする。

ちょっと初日に飛ばしすぎた気が…。
明日はたぶん寝て過ごしそう。

イルマーレ

大雨なので早く帰ったほうがよさそうな金曜日。
でも降水確率100%というのはたいしたもので、いっこうに雨がやむ気配がないので、気にせず友達と映画を見に行く。
今年43本目の映画「イルマーレ」を見る。

私は韓国版の方は確か2回くらい見ているはずなのに、ストーリーやシーンの細部が思い出せない。

だけど少なくとも主人公たちのやりとりは、あくまでも「手紙」じゃなかったっけ?
ハリウッド版でも、もちろん彼らは「手紙」でやりとりしているんだろうけど、そこを端折ってなのか、シーンを効果的に盛り上げるためなのか、随所が直接対話風になっているので、このストーリー本来の良さや特長が、ちょっと薄まっている気がしたのは私だけ…?

サンドラ・ブロックはけっこういい年だし、決して美人じゃないのに、ちょっとした表情が可愛らしかったりするから、さすが女優。
キアヌもちょっと老けてきたけど、渋みが加わった感じ。このままうまくいけば、カッコいいおじさん路線でいけそう。

全体的な感想としては、こういう現実的にゼッタイありえないストーリーを、違和感なく見せちゃう底力は、やはり韓国映画に軍配が上がる気がする。
韓国版を見たときは「何だか時間がねじれてヘンだけど、まぁいいかー」で流せたのに、今回は何となくいろんなところが気になってしまった。
まぁ、すでにストーリーのあらすじを知っている分、つっこみたくなるせいかなぁ。

果たして、オリジナルの韓国版はどうだったのか?
それを確かめるためにDVDをレンタルしてきたワタクシ。
もう一度おさらいしてみます。

雨の木曜に

昨日は、朝から晩まで打ち合わせだった。
席にすわって仕事できたのはたぶん朝の1時間半くらい。
あとはずーっと打ち合わせ。
特に最後の打ち合わせは夕方4時半くらいから始まって、終わったのが夜の9時近く。
帰り道、アタマが痛くてモーローとした。

今日も起きたらアタマとオナカが痛かった。
とりあえず会社に行く。
ようやく復活してきたのは午後になってから。

んなわけでちっとも仕事ははかどらなかったけど、定時にさっくりと帰る。
今日はバートックギャラリーの「ごめんなすっ展展」のオープニングパーティに行く予定だったので。

が。
会社を出るなり、ものスゴイ大雨。
ひざ下びちょ濡れ、さらに水たまりにずぶずぶ足をつっこみつつ、駅に向かう。

ところが、京橋に着いたらそれほど降っていない…。
私みたいなずぶ濡れオンナは歩いていないんですけど。

まぁ、そんなこんなでギャラリーに到着。
今回の展示はかなり著名なイラストレーターさんも出展されているためか、とにかくすごい人だった。

照紗ちゃんはお着物姿が相変わらず美しい。
雨の日だってなんだって、めんどくさがらずに和服を纏うその心意気がステキ。
というか、私みたいにちょっと歩いても足元がずぶ濡れになるようじゃ、そもそも着物はハードル高いけど。

作品はどれもクオリティが高くて、またいっぱい刺激を受けてしまった。
あー、まだまだだなぁ、私は。
でもこれからいくらでも精進できるってのは、ある意味幸せなのかな。

ちなみに「キッチン展」の搬出に来られなかったので、ギャラリーで預かっていただいていた自分の作品たちと20日ぶりくらいに対面。
ついこの前のような気がするのに、もうそんなに経つんだねぇ。

で、雨の中、えっちらおっちら大荷物を抱えて帰る。

帰りにFumiさんと寄った店の生パスタが美味しかった。
ここ数日オナカが痛くて、ロクなものを食べていなかったので、久しぶりのちゃんとしたお食事は何だか胃も心も満たしてくれた気がする。

新入り犬

もうまさに日本に帰るその日、ケベックの空港にて。
空港で朝食を食べたら、残りの現金もあとわずか。
搭乗口に向かうまでの時間もあと少し。

そんなときに売店で目が合ってしまったこの子。
今回の旅行では、珍しくどのぬいぐるみにもトキめかなくて、「わはは、私もいよいよぬいぐるみ卒業かー」と思っていたのに。

マフラーなんかしちゃっておしゃれだし、しかも手足にワイヤーが入ってるので、自由に曲げられちゃったりする。
それになにより、この表情。
カゴの中で他のぬいぐるみたちと一緒にもみくちゃにされながらも、「連れてって~」と必死に訴えかけるような目を私に向けていた。(…ような気がスル。)

税金の計算もしないで、レジで会計をしたら、みごと1ドルだけ財布に残った。
スバラシイ。

こうしてめでたく新入りは、日本のわが家に連れてこられたのだった。


そうそう、ボクはちゃんと4つ足で立てるんだよー。
おっと、ここは行き止まり。

…そんな新入りを、影からジッと見つめるセンパイ犬。