突然の別離(ちょっと大袈裟?)

私は落し物と忘れ物は比較的少ない方だと思う。
たまに大物をなくすのだが、小物は意外となくさない。

そんな私が、今朝、タオルハンカチをなくしてしまった。
自宅を出て、駅のホームでタオルを探したときには、すでにその姿がなかったので、自宅~駅までのどこかで落としたのだと思う。

道中、バッグに突っ込んであったカーディガンをガサガサとやったりした記憶はあるので、そのときに落としたのだろう。
でも、来た道を戻って探している時間はないのでやむなくあきらめた。

ふと、彼女(…のような気がする。何となく)との思い出が走馬灯のように()よみがえる。
そういえば、旅先でハンカチを忘れたのに気づいて、そばにあったコンビ二で買ったんだったっけ。
そんなひょんなキッカケで買ったわりには、けっこう気に入っていて、よく使ったんだよな。

今朝は今朝とて、引き出しを開けたら、「私を連れてって」と言っている気がして、取り出したんだっけ。
出際にあわてて、バッグの一番上に乗せたけど、なんだか落としそう…って思ったのは、虫の知らせだったのかしら。

帰りにきょろきょろと見回しながら歩いてみたが、彼女の姿はなかった。
たかがタオルハンカチ。
でも携帯頻度が高く、いつも身のまわりにあっただけに、いなくなるととってもさみしい。

今頃、踏まれたり、土にまみれたりしていないかしら。
ごめんね、タオルちゃん。

まなぶはまねぶ

雑誌「ダカーポ」の最新号を買った。
「ダカーポ」は「AERA」とともに、気が向くとたまーに買ってしまう雑誌である。

第一特集は「2005年上半期スキャンダルの総決算」。
もちろん、これが気になって買った
…のではなくて、気になったのはもう1つの特集「文章上達講座」。
前にもこんな特集の「ダカーポ」を買ったような気がするので、まったく上達していないことの証だが。

上手い文章を書きたい、というのは、私の小さい頃からの目標であり、いまだ達成できていないから、これから死ぬまで掲げていくであろう目標でもある。

この特集を読んでいたら面白いものを見つけた。
「本誌スタッフが、あの作家の文体模写に挑戦」というコーナーで、4人の作家の文体をまねた文章が掲載されているのだが、この中に「化粧水の広告コピー・江國香織風」というのがあるではないか。
私、以前これを日記でやっております。

ちなみに、このコーナーのサブタイトルには、「なにごともまずは模倣から始まるのです」とある。
ふと、高校の時の数学の教師を思い出した。
私は、彼の授業を受けて以来、テストで赤点取るくらい数学が苦手になったのだが、唯一、今でも忘れられないのが、彼の口癖だった言葉「まなぶはまねぶ」。

模倣で終わってしまったら、それはパクリにしからならないが、他人をまねることから始めるのは決して間違いではない。

「不祥事の詫び状・村上春樹風」もなかなかいい感じ。
まぁ、実際に仕事でやったら顰蹙かうだろうけど。

バッド・エデュケーション

見るか、見るまいか。
かなり迷ったけれど、珍しく午前中に家事を済ませて映画「バッド・エデュケーション」を見に行く。
今年32本目の映画

1980年、マドリッド。
若くして映画監督として成功したエンリケ(フェレ・マルティネス)の元に、学生時代の友人イグナシオ(ガエル・ガルシア・ベルナル)がシナリオを持って訪ねてくる。
同じ寄宿舎に住んでいたイグナシオとは、16年前から連絡が途絶えていた。
あまりにも変わった旧友に疑いを持ちながらも、彼のシナリオに引き込まれていくエンリケ
彼は本当にイグナシオなのか
真実を求め、エンリケは親友の秘密を知ることになる。

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惨敗?

最近の私にはめずらしく、今日も飲み会。
今日は、学生時代のバイト仲間のT君が今秋結婚するとのことで、お祝いの飲み会だった。

T君は私より3つ下。
バイトにやってきた当初のT君は何だか頼りなかったのが、社会人になってから俄然魅力を増した。
その魅力にやられて同期の友達とファンクラブを結成していたくらいだったのだが、いよいよ彼も結婚か…。

彼が連れてきた彼女は、私なんかが太刀打ちできないくらいキレイな人だった。(張り合うつもりなのが間違っているけど。)
はたから見ていてもホントに幸せそうで、心から祝福したくなった。
ふたりともその年まで独身なのが不思議なくらいなのだけど、きっとお互い出会うべくして出会ったんだろうなぁ。

よき出会いに心から乾杯
T君、末長くお幸せに。

ショウルームめぐり

先週に引き続き、今日も収納家具のショウルームを2軒たずねた。
先週お願いした見積もりがまだ出ていないので、いくらくらいが妥当なのかがよく分からないが、今日たずねた1軒目はちょっと割高な感じだった。
とりあえずカタログだけもらうことにする。

次にたずねた2軒目は、予約しないとお見積もりができないとのことで、これまたカタログだけもらうことにした。

数軒回って気づいたのだが、ひとえにフルオーダーの収納家具といっても、詳細をみると各社いろいろ。
ユニットのパーツの大きさも、組み立て方も各社いろいろだし、さらには現場で組み立てる方式と、すでに家具として組み立てて納品する方式とがある。
前者は今後組み替えも可能だけど、後者は組み替えがしにくい。(パーツ追加は可能だが。)

うーん、選択肢がいっぱいあるのも悩みのタネだなぁ。
まぁ、最終的にはお値段次第なのだけど。

今宵の宴

今日は、元上司とその同期のMさんと飲みに行った。

Mさんとはもともと飲み仲間なのだが、当時の上司と同期入社であることを知り、それなら、と3人で飲みに行ったのが1年前。
久々に集合しよう、という話が先月もちあがり、今日の宴のはこびとなった。

このふたりとは10歳くらい年が離れているのだが、双方ともざっくばらんに話せるお方なので、3人で飲んでも、話題はバラエティにとんだものとなる。

会社の将来の話から、恋愛談義、そして仕事の愚痴まで。
とにかく皆ガンガンしゃべる。

私もぽろぽろと愚痴をこぼしているうちに、それなりにストレスがたまっていたのだと自覚。
今までできるだけ考えないようにしていたのだが、話しているうちに、自分の不満が顕在化してきた。

別に彼らが直接、私を救ってくれるわけではないのだが、そうか、私こういうふうに辛かったんだ、と改めて認識できただけでも収穫であり、聞いてくれたふたりには感謝したい。
(ってか、私の異動を画策したのは、この元上司だけどさ。)

言いたいことを言って、食べたいもの食べて、飲みたいだけ飲んだら楽しいに決まっているのだが、ホントに楽しかった。
その上、お会計の段になって、若者+女の子割引を適用してもらった。
ラッキー

少し気分も晴れたことだし、もう少し頑張ってみようかな、とりあえず。

自分の幅

子供の頃、家の中でテーブルや棚にぶつかることが多かった。
体のあちこちにいくつもアザを作ったりしたものだが、そんな時、決まって父に
「自分の幅がわかっていないから、あちこちぶつかるんだ」
とたしなめられた。

いまだに自分の身幅が把握できていない私は、今でもよくアザを作る。

先日、バスの3人がけの席に、かなり巨体の男性が座っていた。
逆の端に私が座ったところ、真ん中に空いたスペースは1人分以下だった。

その時おそるべき出来事が。

ちょっと小太りの男性がオシリを突き出してきたではないか。
「コ、コイツ座る気か
と私が驚いている間に、彼は隙間に「納まった」。
私の体に数センチばかり重なりながら。

彼も私と一緒で、自分の身幅が把握できない人なのだろう。
そうかと思うと、きっちり把握できる人もいる。

これまた先日、電車に乗っていたら、7人がけの席に少しだけスペースが空いていた。
そこに小さくて細いおば様がやってきて、するっと体をすべりこませた。
「んなんだか違和感が…」
と思ってよくよく見たら、7人がけに8人座っているのである。
寸分の隙間もなく、きっちりと。
誰も微動だにできないくらい、きっちりと。

2人分のスペースを独占する輩も多い昨今、なかなか圧巻だった。

交渉人 真下正義

珍しく会社帰りにダンナと待ち合わせ。
でも、フレンチではなく中華料理屋でラーメンとチャーハンと餃子を食べ、恋愛映画ではなく「交渉人 真下正義」を見に行くあたりが、いかにも私たちっぽい…。

これで今年31本目の映画となる。
ここ数年にない、おそろしいまでのスローペースだ。

説明するまでもなく、あの「踊る大捜査線」シリーズのスピンオフ・ムービー。
通称「OD2」では、警視庁第1号のネゴシエイター(交渉人)として事件解決に挑み、一躍注目を浴びた真下警視(ユースケ・サンタマリア)のその後の本格的な活躍を描いた作品。

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オサムグッズ

4月に原田治氏の「OSAMU GOODS STYLE」を買った。
なんとなくブログにアップしそびれていたので、遅ればせながら…。

本を開くと、これでもかというくらい、オサムグッズの写真がいっぱい。
今年でオサムグッズは30歳だそうで、製作された商品は1万点近いらしい。
そのうち原田氏の手元にある約4000点から、ご本人がセレクトした200点がこの本に収録されている。

そう、ミスタードーナツに登場するもっと前から、私にとってオサムグッズは、おしゃれなキャラクターグッズとして、あこがれの的だった。
サンリオグッズよりちょっと高いし、どこでも売っているわけではなかったし。

高校・大学時代はちょっと気合を入れて勉強するときに、よくオサムグッズのノートを使ったっけ。
コクヨノートよりもちょっと値段が高いノートだと、俄然ていねいに字を書いたりするし。
だから、英語の例文などをまとめるためのノートとして活用していた。

そんな私の青春が、この本のあちらこちらのページに散らばっている。
われながらまぶしいなぁ

諸説あれこれ

会社に行ったら、
「具合はどう
と問われたので
「いや、微熱がひかなくて…」
と答えたら、いろんな反応アリ。

 Aさん
私も前に微熱続いて病院行って検査したんけど異常なしでさー。
おんなじ、おんなじー。
更年期障害かなー、いやだよねぇ。
(以下、更年期障害を克服するのに難儀した部長さんの話題に移る。)

 Bさん
ボクもいっくら寝ても疲れとれなくてさー。
週末の昼間も何時間でも寝れちゃうんだよねー。
で、夜もちゃんと眠れるの。
もう年かなぁー。
(「アタシなんて言えばいいんですか
そんなことないです、若いですよ、って言ったら嫌味に聞こえますよね
と問うたら、だまってしまった。)

 Cさん
私も頭痛がひどくてお灸しに行ったら、自律神経失調症の可能性もあるって。
微熱もあてはまりますよね。
でも、あれって症状がいろいろだから、なんでも自律神経失調症の可能性アリになっちゃうんですよねー。
(そう話す彼女の頭頂部にはお灸のあとが…。)

 Dさん
異動して環境変わったからじゃない
(「えー、だって異動してもう3ヶ月経つんですよー」と答えた私に…)

いや、それくらいの時期があぶないんだって。
(私、職場に馴染んでいないように見えるんだろうか…。)

そして、また今日、微熱のタネになりそうな話を聞いてしまった。
もう心身ともについていけないかも…。
そう思いつつも、負けじとついていこうと頑張るから、結果、くたばるのかな。

また3ヶ月後くらいに微熱が出そうです。
あー、ユーウツ…。