クレリゴスの塔

クレリゴス教会。
塔の上からはポルトが一望できるそうですが、
下から見るだけで終了。

このあたりを歩いている時、実は暑さでヘロヘロだった。
ペットボトルの水を飲み干してしまったダンナに
イラついてヤツ当たりし、ややケンカモード…。

でも空は青く、美しい。

ドウロ川クルーズ

ドウロ川クルーズ乗り場。


私たちが乗ったのと同じ船。


去年のトルコでも思ったけど、
クルーズって最初は楽しいんだけど、
後半は飽きちゃう…のよね。

外国人の皆さんは、
ずーっとデッキで大盛り上がりでしたが、
私たちは暑さ疲れもあって、
屋根のある席で、ほぼボーっとしていました。


サン・フランシスコ教会とボルサ宮

ポルトは暑かった。
天気予報では、リスボンよりも気温が低かったはずなのに。

この日は、まずドウロ川クルーズのチケットを買いに行き、
出発までの時間つぶしにサン・フランシスコ教会とボルサ宮へ。


こちらがサン・フランシスコ教会。
外から見るだけー。


こちらがボルサ宮。
見学しようとしたら、ガイドツアーのみ。
時間がなかったので、あきらめた。

鏡張りテーブル

今さらですが、ポルトガル日記はまだまだ続きます。

写真は、ポザーダ・ド・ポルトのレストランのテーブル。
テーブルとイスはいくつかのパターンがあるのだけど、
この日に案内された席は、鏡張りのテーブル席。


わかりにくいけど、鏡に映っているのは天井。
あまり用途は無いと思うが、
向かい合わせの相手の顔も下から見られる!

4日めの晩ごはん

4日めの晩ごはんは、ホテルからタクシーに乗って
「コジーニャ・ド・マデル」へ。


私だけビールをいただきます。
結局、私だけ毎日飲んでました…。


仔牛のオーブン焼き。
お肉もおいしかったけど、
付け合せのジャガイモが、煮っ転がしみたいに
味がよくしみ込んでいて、ものすごくおいしかった!
(ご飯が欲しくなったけど…)


手前は鴨のロースト。
奥は仔牛に付いてくるほうれん草のペースト。


手前は鴨の付け合せのピラフ。
このように、ポルトガルでは米料理が食べられるので、
日本人にはなじみやすいかも。


ダンナは今回の旅行で、
ここの肉が一番おいしかった!と言うくらい、
確かにお料理はおいしかったです。

ただ、英語のメニューが無い。
(ガイドブックに載ってるくらいなので、
たぶんあるような気がするんだけどなぁ。)

「英語のメニューは?」と尋ねたら
「無いので、説明するよ」と言われ、
店員のお兄さんが英語で解説してくれました。

このお兄さん、とにかく愛想がない。
お皿を持ってきても、お料理を持ってきても
なんとなく機嫌が悪そう。

…と思いきや、途中から
「ライスのおかわりはいる?」
(私の皿にまだピラフがたくさんあるのを見て)
「いる?いる?いらないか。」
ここでちょっとにっこり。

わーい、初めて笑ってくれたぁ!
となぜか、私が嬉しくなってしまったのだが、
店内のテレビでは、サッカーの試合が中継されており、
どうやらポルトガルが勝った模様。

そうか、そういうことだったのか。
さっきから、気もそぞろに接客して、テレビを見上げてたけど、
試合に勝って、気分も上機嫌なわけね。

さすが、ポルトガル!

ポルトへ

ポルトガル日記の続きです。

サンタ・アポローニャ駅から
新幹線のような高速電車で約3時間かけてポルトへ。


ポルトはカンパニャン駅に到着。
駅のインフォメーションで聞いたら
予約したホテルまで歩けるというので、
歩いてみたが、暑いのなんの、しかも1km以上ある。
(1kmくらいよ、と言われたので歩いたのに…)

到着したのはこちら
「ポザーダ・ド・ポルト」(パラシオ・ド・フレイシォ)。


ポザーダはポルトガルの国営ホテル。
ポザーダ・ド・ポルトはフレイシォ宮殿を改装した
レセプション棟と製粉工場を改装した宿泊棟で
構成されている。

私たちの部屋はリバービュー。
ドウロ川が目の前。
右端は製粉工場の(?)煙突。


日没後の風景。

鍵泥棒のメソッド

今年22本目の映画「鍵泥棒のメソッド」
これで、この秋に絶対見たかった邦画は制覇。
(「夢売るふたり」「天地明察」「鍵泥棒のメソッド」)
あ、いちおう「踊る…」も見たいなぁ。

売れない役者と凄腕の殺し屋の人生が
ひょんなことから入れ替わり、
それが元で起こる騒動を描いたストーリー。

「運命じゃない人」「アフタースクール」の
内田けんじによる監督・脚本作品。
…とくれば、面白くないわけないじゃん!なのですが、
意外や意外、あんまりどんでん返らなかった。

もう「運命…」、特に「アフター…」では、
あまりのどんでん返しに、茫然自失になったほどですが、
今回の作品は、それに過大な期待をして見ると
ちょっとアテがはずれるかも。

そのかわり、たくさん笑って、
最後にはしみじみ、ほんわかできます。
この最後のしみじみ感は、今までの作品には
あんまりなかったんじゃないかなぁ。

ま、そんなことを差し置いても、
堺雅人、香川照之、広末涼子の3人の共演と
脇を固める、個性的な俳優さんたちの顔ぶれだけでも
満足できます。←少なくとも私は。

あんな荒川良々見たことないし!
なぜか、小山田サユリが好きだし!
森口瑤子のラストの豹変ぶりもステキ!

あと、気になったのが、堺雅人演じる桜井が
以前彼女と住んでいた螺旋階段つきのアパート。
あそこ、ドラマや映画にものすごくよく出てくる。

私が見ただけでも、ドラマは、
「謎解きはディナーのあとで」(ブーツの女の子の殺人現場)
「カレ、夫、男友達」(主人公の父親と再婚相手の家)
「東野圭吾ミステリーズ」(広末涼子の友達の家)

あと、映画「ガール」でシングルマザー役の
板谷由夏が住んでいたのも、ここだったような。

ネットで検索すると、出てくる出てくる。
他にもいろいろ出演なさっているようです。
売れっ子なのね、このアパート。

天地明察

今年21本目の映画「天地明察」

もちろん(?)、岡田くん目当てで見に行ったわけですが、
意外と面白かった!というのが素直な感想。

この映画を見に行った日は、
ちょっと疲れもたまっていて、
そんな時に2時間超の映画なんて寝ちゃう!
と心配したものの、いつの間にかストーリーに
引き込まれてしまった。

江戸時代前期、星と算術が好きな碁打ちの安井算哲が、
新しい暦作りに奔走する姿を描いた物語。

現代において、暦なんて合っていて当たり前、
誰もが使うけど、もちろん誰のものでもない。
でも当時は、暦がずれたり、
しかもそれを掌握することが政治的な権力に
つながっていたり。

歴史の時間に学習したかもしれないけど、
すっかり忘れている私にとっては、
あらためて興味深かった。

岡田くんはもちろんだけど、
渡辺大が見目麗しくてステキでした。
今までCMやドラマで見てもあんまりピンとこなかったし、
父親や妹とくらべてもパッとしないなぁなどと
思っていたけど、時代物のほうが似合うのかな。

市川染五郎は完全に麻呂顔なので
一瞬誰だか分からなかった…。
松本幸四郎も出ているけど、
残念ながら、親子共演シーンはありません。